アウトレットへの道すがら
歩道脇にひっそりと
なれど
突如現れて
見付けた途端
かなりの勢いで
胸に痛くガツンと響いた。
この場所から
海はちっとも見えない。
だから
余計
生々しく
凄まじさが際立って感じられた。
なにぶん
内陸部に住んでるがゆえ
津波の爪跡には触れる機会なく
今日まで過ごして来たので
たかが石碑かもしれないが
ワタシにとっては
されど石碑であり
何とも言えぬ心持ちになった。
改めて意識して辺りを見回しながら歩くと
車道と歩道を隔てる鉄柵が
根元からえぐれて倒れたままだったり
車道の中洲に草一本生えていなかったり
一階部分だけ
明らかに新築ないし改築された家々があったり…。
ここに住む人達は
どれほど恐怖だったろう…と
今更ながらではあるが
今までで一番痛感した出来事であった。
忘れてはいけない。
そのためにも
こういう風に
記憶だけでなく
形として記録に残すことも
とても大事と思った。