ヤフオクでかき集めてる間に電源取り出しハーネスを作っておく。

予定通りのイグナイターのカプラよりポンプ電源とフューエルカットリレーを取り出すハーネスを制作。

長さを決めてコルケートチューブでまとめる。








そうしてる間に燃料ポンプが届いた。


ユメタマと言われてるカワサキの初期のZX9Rの物らしく、ヤフオクでエンジン実働の動画付きだったので送料込み3400円で買ってみた。(新品はポンプ部分のみで20000円前後してる模様)







開封してみるとガソリンの腐った香りに包まれた。


嫌な感じの中通電させると「コチッ」音のみで動き出す気配がない。電磁石部分が弱ってるか腐ったガソリン成分でポンプ部が固着してるか?だな。


試しにポンプのスイッチ部分を見てみたけどちょっと汚いので少し接点を磨いておいた。








ポンプボディが熱持つので電磁石のコイルに電気は流れてるようだ。

色々魔法をかけてると突然に呼吸をし始めて不安定ながら連続してポンプが動き始めた。

そして試しにガソリンを吸わせてみるが全く吸わない。

話にならんので試しにポンプ本体の出入り口のパイプから息を吹き込んでみたらどちら側から吹いても簡単に通気してる。

多分腐ったガソリン成分が中で悪さしてるのだろう。

見事にハズレ引いちゃったね。ハズレのリスクは覚悟してたから心的ダメージは少なかったが財布のダメージが悔しい。

そのまま捨ててもよかったけど試しに中にあるバルブの固着が動き出さないかなとキャブクリーナーぶち込んでしばらく放置して再び息を吹いてみた。

すると若干通気があったのが遮断されポンプの中で「ペコッ」って言ったと思ったら片方のパイプからキャブクリーナーが勢いよく飛び出し左目を直撃。

激痛の中、速攻で水で流したけどなんとか目が耐えれる痛みになるまで約5分はかかったかな?このあと半日以上は違和感ありだった。

それからは一方通行で通気するようになって、もしやと思いガソリンを吸わせてみると吸い込み始めた。

出口側のホースでガソリンが流れないようにすると電磁ポンプは配管内の圧力上昇によって勝手に止まるんだけど脈打つ程度に動き続けてる。

まだ少し圧が抜けてるようだね。





とりあえずは実車に取り付ける作業も進めておいた。

送られてきた姿のままで取り付け候補場所に納めてみたが燃料フィルターが邪魔でフレーム幅内で収まらない。

もし後期型のZX9Rの燃料フィルターを使えばフィルター入り口が90°のエルボになってるので幅はクリヤ出来そうだけど。(そのうち変更するかも)








暫定として燃料ホースを新調して燃料フィルターを動かしてやると綺麗に収まりそうだ。








ポンプ取り付けブラケットを新作しようと思ったけど頭の中で面倒が勝利してホームセンターの適当な材料で見事に収まった。


しかも初期型のZX9Rのポンプブラケットだからこんな感じで収まってるが他のモデルならちょっと様子が違いそうだね。










ハーネスは目立たぬようにレイアウト考えて「あっちでもないこっちでもない」と悩んでみたが結局は最初のイメージ通りで収まった。







ポンプの取り付け後に試しでタンクにガソリン入れて正規の配管でポンプを動かしてみようとしたらまたもやガソリンを吸わない。

いい加減腹たってきたので再びキャブクリーナーぶち込んで長時間放置プレイの刑にしてやった。

その間に代替ポンプの物色決定。






そして一晩放置プレイにした結果。

エアブローでポンプ入り口から「ブシャーーーーッ」としたら茶色く汚いキャブクリーナーの液体が出てきた。








キャブクリーナーを投入してエアブローを3回繰り返し出てくる溶剤の色が透明になってきたので燃料ポンプ配管を元に戻しポンプON。


全くガソリンを吸い込まないと思ったらコックがOFFのままだった。


どんまい自分。。。


コックONにして再度チャレンジすると調子良好で、キャブレターが満たされると自動停止して、アイドリングだとAEDが必要なくらいの脈打つポンプに生まれ変わったが。。。


翌日には全てがリセットされたようにダメポンプに逆戻り。


結局はゴミ同然の燃料ポンプを生き返らせたとしても余命宣告1日と言われてるようなものなのでこのポンプとはお別れしようと思う。


次以降のポンプに為にこれからは晩酌の焼酎の量を1/2にした薄い水割りで毎日の経費?を節約せにゃいかん。