梅雨の植物2 | 仙台の週末農業-weekend agriculture of Sendai-

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なかなか見れない農業を中心に、写真を多くしてお伝えします。

こんにちは。今週は田んぼの草刈りをしました。天気は小雨でした。歩いて田んぼに行きましたが、昨日の半分くらいしか歩きませんでした。

うちの稲です。まだ稲穂は出てません。しかし、茎の中央では幼穂がそろそろできる頃です。

テッポウユリです。みんな南を向いています。観賞用のユリです。母が球根から育てて咲きました。

アルストロメリアです。南米アンデス山脈原産のユリです。日本に古くからある植物ではないので蜂が来ません。しかしアルストロメリアは毎年育ち毎年咲きます。仙台の気候が涼しいためかもしれません。

ウルイの花です。これは古くから日本に自生しているので、本日は小雨でしたが大きな蜂が何匹も花を訪れていました。古くから私たちはこの植物の茎を茹でで食べてきました。私は虫が訪れる花が好きです。

畑のトウガラシです。ナナホシテントウが葉の上で休んでいます。てんとう虫には大きく分けて2種類いて、このナナホシテントウは益虫です。病気を媒介するアブラムシを食べてくれます。しかし、これとは別のピンク色のニジュウヤホシテントウはジャガイモやナスの葉を食べて繁殖してしまう害虫です。葉がレースのようになってしまいます。

菜種を先週末に撒いてみました。本当はもっと遅くに蒔く予定でしたが、私の管理が悪くて、菜種の種子にカビが生えてしまっているのに気づきました。それで急遽撒いた次第です。世界の人は菜種の種から油を絞ってきました。日本人は菜種のつぼみを食べます。つぼみや種や芽にはビタミンや酵素が豊富に集まります。うまく育つと良いです。

トウモロコシです。今は梅雨ですが、ちょうど開花してしまったので、うまく授粉するようにと父がビニールで屋根を作りました。種を蒔く時期がもう少し遅いと屋根は要らないかもしれないです。


ハボタンです。害虫はハボタンを食べないと思っていたら、わずか2週間で葉がレースのようになってしまいました。葉を食べていたのは蝶の幼虫です。キャベツに似ているので、蝶の幼虫が好んで食べたのでしょう。しかし、若い葉が食べられてないのは不思議です。外側の葉が栄養があるのかもしれません。

果物のポポーの木です。私が植えて10年になります。北米の原産なので人工授粉作業が必要ですが、私はまだこの花を見たことがありません。まだ栄養成長の時期で、花を咲かせて種を作る生殖成長の時期ではないのかも知れません。まだ数年は実がならない予定です。

スモモの木です。10年前はまだこの地域にミツバチがいたのでスモモの花の授粉作業をミツバチが行なっていました。そのため1000個以上のスモモが実っていたのを覚えています。ミツバチは私の父や近隣の人が、稲のカメムシ殺虫剤を撒き始めてから居なくなりました。いわゆるネオニコチネイド問題です。いつかミツバチが戻ってくる事を期待してこの木を切らないで私は待っています。

来週も水田の草刈りをする予定です。ではまた。