前回、前々回と国土地理院が公開している航空写真が面白いというブログを書いた

 

 

 

前々回(古い航空写真が面白いゼ編)

 

前回(帝都東京の闇)

 

首都である東京の戦前の航空写真が残っているのには納得するが

実は帝都東京より古い航空写真が掲載されている都市が別にある

 

商都大坂

ブログタイトルでバレバレである

 

大阪中心部は帝都東京よりも古い1928年前後の航空写真が記録されている

んが古いだけあって画質が明瞭でないので今回は触れない

 


ということで前回の帝都東京と年代を合わせて見ていく

  

大坂のランドマークと言えばやはり大坂城なので例によってコレから

 

でもって帝都東京と同じく1936年~1942年の大坂城周辺がこんな感じ

 

帝都東京は白塗りであったが大坂は...

 黒塗りぃぃいいいいい 

 

清々しいぐらいに黒塗りなのだが

仕事が割と雑なのが

 

果たしてここには何が?

と調べてみると大坂城から東側の黒塗り区域には

陸軍大阪砲兵工廠が所在しておりゴリゴリの重要軍事拠点である

 

南側の黒塗り区域は 難波宮 (跡)が存在する模様

かつては天皇の居住地だったものの史跡の域を超えないと思っていたら

陸軍歩兵第8連隊が駐屯していたとのことで恐らくそれが要因

 

 

大阪は他にもちょいちょい黒塗りされている箇所が散見される

黒塗りの現在を確認すると戦前から続く大企業が所在していたケースが多い

軍需品の生産拠点となった企業は黒塗りされていたのであろうが

 

ここに機密がありまぁす

 

と言っているようなものだがガチバレするよりはマシだったのかも

 

航空写真からも過去の歴史を垣間見れるのは興味深いものである

学校でもこういう教材使うと興味もわくんじゃないかと思ったり