令和4年の春試験の合格発表日が近づいてきた。

 

6月24日が全ての受験者にとって嬉しい日になる...

 

 

ことはないです。

 

当日、IPAのページを確認してニヤニヤできるのは、15%。

その狭き門を潜り抜けられるかは

 

前回までに午後1までの対策方法を記載してきた。

 

 

役に立つか否かは人それぞれであるが少なくともワタシのように

スチャラカ社会人でも「合格」した一つの方法であることは間違いない。

 

で、スペシャリスト系の最後の難関である「午後2」であるが勉強方法は

 

基本的に午後1と変わらない

 

ひたすら過去問を解くことでIPAの匂いを瞬時にかぎ分けられるようにすること。

求められる知識レベルは午後1と大きく変わるわけではない。

 

が大きく違うのは

 

10ページにも及ぶ長大な文章題。

 

 

午後1の問題(4ページ)がまるでポエムに思えるようになる文章量。

技術的な知識に加えて長文読解能力が激しく求められることになる。

勉強始めた当初は後半の文章読んでいると前半何の話だったか忘れるぐらい。

 

それでも午後1と同じように過去問5年分を3周もすると

毎年違うテーマであるにもかかわらず

 

問題文内の怪しい部分が

 

設問を読む前にピキーンと感じるようになってくる不思議。

それだけ解いてもビビッともこない場合は時間をかけて更に過去問を解くしかない。

 

長文読解は下手な攻略法で挑んでも付け焼刃におわる可能性が高い。

学生時代のツケを払うには改めて場数を踏む方法が最も確実な方法である。

 

午後1と比較して難易度が上がることばかりの午後2であるが

 

(1) 設問の選択肢が2問になる

問題文そのものは長大になるものの午後1が3問中2問だったもののが

午後2では2問中1問になる。

全3問から2問を分析選択するのと比較すると精神的にはかなり楽になるハズ。

ある程度テーマも冒頭で見えるので得意または知っているテーマを選択することにさほど時間はかからない。

 

(2) 試験時間が2時間になる

問題量は倍以上になるものの対象となる問題が1問となりテーマに集中できること。

さらに前述の問題選択時間が午後1ほど悩むことがなくなる。

今まで複数回受験してきたが

午後1は時間は余ることは少ないが

午後2は毎回、全体を見直す時間が十分あった。

 

にも関わらず午後2は得点低めなのは永遠の謎である

 

 

と長々と書いてきたものの合格への一番の道は

過去問+過去問の知識+知識の定着

 

そして、合格したとしても、その後のフォローをし続けないと

 

形骸化する国家試験であることをお忘れなく

 

死ぬまで履歴書には書けますけどネ

 

(完)