「こんにちは!コルタナと申します。」
とWindows10をクリーンインストールしていると唐突に大音量で話しかけてくる女子。
最近のWindowsはほぼ何もせずに勝手に進めてくれるので完全に油断してPCの画面を見ずにスマホとかいじくってるといきなりこんな画面と共に
合成音声(女子)で話しかけてくる。
ビックリする。ていうかうっせーな。
そんなあの声も初期セットアップ以外で聞いたことない。
あんまり使ってる人もいない可哀想な娘にだったせいか"Windows11"では
クビに限りなく近い自宅待機
になった模様。
ホント可哀想。
ワタシも使ってなかったけど。
でだ、前述もしたようにイマドキのWindowsはDVDドライブにインストールディスク入れるか、USBメモリにインストールファイルを展開さえすれば勝手にガンガンインストールしてくれるし、どんな構成のPCでも概ねドライバーも入れてくれて直ちに使えるようになる
優しい世界化
が進んでいるが、25年以上前のOSである「Windows95」の場合はそうもいかない。
インストールするだけでも面倒臭いことこの上ないのである。
BIOSもインストールディスク(CD)もなーんもしてくれない。
USBで起動?誰もそんな発想がない時代。。
唯一、何の設定もなしに動作するのは
絶滅危惧種に指定されたフロッピーディスク
ぐらいなものでそのフロッピーディスクを使ってインストールCDを使えるようにするだけでもざっと以下の手順が必要になる。
(1) 起動ディスクを作る
(2) CDドライブのドライバーとMS-DOS用のコマンドをコピー
(3) "CONFIG.SYS"というCDドライブやらの設定ファイルを作成
(4) "AUTOEXEC.BAT"でCDドライブやらを使えるようにする設定ファイルを作成
(5) フロッピーディスクを入れた状態で再起動
(6) CDドライブ使えるようになる
と何も知らないとこからだとCDドライブ認識させるだけで1日作業である。
25年前は今ほどネット上の情報も潤沢ではなく、凄まじい労力が必要である。
ま、ワタクシはその手に詳しい友人に作って貰う無能な人でしたけど。