10月は米国債金利がさらに上昇し一時期10年債利回りが歴史的高値の5%に達しました。ピークは越えつつも高止まりしているインフレ率、さらにFEDのQTに伴う米国債の買い手不在による債券価格下落など悪い材料が重なりました。
長期金利は4.5~5.0%と振れ幅が大きくなっており、ドル円は150円前後で推移しています。日銀政策の変更で国内長期金利も1%近くまで上昇してきましたが、トレンドが円高に動く気配はあまりありません。
10月は久々に日銀ETF買いが1回(701億円)ありました、日経PBRは1.25~1.3程度、PERは15倍前後で先月よりさらに若干割安へ。売買動向は海外投資家が大きく売り越していて個人は買い、裁定取引残高では買い残が大きく増加しています。VIX指数は久々に15を割り、F&G Indexは42と一時期よりは上昇しています。
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11月3日時点での米国個別株・ETFのPFです。
10月の米国株口座評価額は+72万円、入金額が85万円だったので、実質で-13万円と小幅ですが先月に続くマイナスとなり、月次では8勝2敗となりました。
取引は下落時にETF、投信を全般に買い増しました。これでNISA枠は楽天VTIで全て使い切りました、誤発注で2万円分だけUSA360が残っているのは気持ちが悪いですが。最近では買付のロットは大きめだったと思います。
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投資信託のPFです。楽天VTIとeMAXIS Slim(オールカントリー)を各2.5万円/月クレジットカードで積み立て、それとは別枠で楽天VTIを数万円/月程度積み立て買い、楽天ポイントでUSA360を購入してます。
評価額は954万円、トータルリターンは+217万円と評価額は増加しましたが含み益が前月からさらに減少しています。前述のとおりNISA枠は10月で使い切り、あとは新NISAに備えます。
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次に、10月の配当状況です。
10月の米国株配当額は951ドル(手取り682ドル)で、NVDA、KO、VOO、VGT、JEPIの7銘柄から配当金(分配金)がありました。
2015年以降の米国株の月別配当金推移です。10月の配当金額は前年同月より少し多い程度でした。
配当管理アプリでの日本株・米国株の年間配当推定額は260万円と若干増加しました。買い増しと円安の影響でしょう。
なお10月の日本株配当金は皆無でした、珍しいですが銘柄を整理した影響でしょう。
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11月2日時点でのメイン口座日本株ポートフォリオ(概ね評価額50万円以上の銘柄)です。
10月の日経平均は最終的に先月末と同水準でしたが、サブ口座含めた日本株全体の損益は-22万と米国株と同様連敗となってしまいました。
取引は殆どありませんが、米国債ETFのスイングをやって失敗した程度です。
2023年に入ってからの日米株式評価額の年間推移です。10月は調整局面が続き一進一退でしたが、11月に入ってから急反発しています。
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idecoと暗号資産の投資状況です。
idecoはトータル23,000円/月、楽天VTIとたわら先進国に半々に分ける設定で積み立てています。投信と同様調整に伴い先月より含み益は減少しています。
暗号資産はビットコインETFへの期待感から先月よりは大きく上昇しています。