太陽光発電投資へトライ! | 趣味でやる投資 (株式/不動産/etc.)

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東京・愛知で2拠点生活の氷河期世代です。株式、不動産などの投資、PCやスマホ、車、クレジットカード、コイン、他自分の興味のある話題を自身の頭の中の整理も兼ねて投稿したいと思います。アメブロとtwitterを併用していて、ブログの更新・チェック頻度は週1~2くらいです。

表題のとおり、事業用建物2棟の屋根スペースを用いて、太陽光発電投資にトライする方針になりました。愛知県は都道府県ランキングで日照時間でも上位に入るのでエリア的にもいいかなと思いました。

 

 

 

 

太陽光発電は一定期間固定価格で電気を買い取ってもらえる制度があり、安定収入がウリです。設備の発電量が10kW以上か未満かで買い取りのシステムが異なり、前者は事業用で全量買取余剰買取が選べますが、後者は家庭用を想定しており余剰買取のみです。

 

 

余剰買取だと1kWhあたり26円で10年間の固定価格買取、全量買取だと1kWhあたり18円+消費税と単価は安いですが、20年間の固定価格買取になります。期間を過ぎても買い取ってもらえますが、価格の保証がなくなります(今だと11円/kWhとかのようです)。

 

 

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さて具体的な投資事例ですが、一箇所は発電量10kWちょっとと全量買い取り可能ラインに何とか乗せた状態で、パネル+パワコン(11kW)+施工費用で約180万円、発電量予測は11,800kWh/年。

 

 

ちなみにもう一方の大きい建物の方は違うメーカーで23kW分のパネルと19kW分のパワコンを載せる予定(ちょっと過積載)で、こちらは約450万円、発電量予測は26,300kWh/年になる予定です。

 

 

保証の方は出力保証、施工保証、部品保証、自然災害保証(地震・津波・噴火以外)がつき、いずれも十分な期間があるのでその辺は一応安心感はあります(その間に販売会社が倒産したら・・などの問題はありますが)。

 

 

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表面利回り言うと前者が12.5%、後者で11%強ということになります。パネル価格も買取価格も決まっているのになぜ「表面」なのかと言うと、償却資産税が発生するのに加えて電力会社の「工事費負担金」があるからです。

 

 

電柱からの引き込みがメートル当たり1万円、電柱の変圧器容量アップが必要な場合10万円以上かかるなど色々あって、電力会社が提示するまでこの負担金が読めません。今回は新規で利用・買取両方の電気契約をするので、その辺の交渉も重要になってきそうです。

 

 

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太陽光発電は収益が安定しており、しかもストレスフリーで殆ど何もする必要がないのがメリットです。一方で不動産に比べてリセール価値、担保価値などの資産性が弱くキャピタルゲインは期待できません。一度始めたら最後までやり遂げる覚悟が必要で、デフレには強いもののインフレに弱いです。

 

 

太陽光発電設備の税法上の耐用年数は17年で基本的にはこの通りに減価償却していくことになります。仮に利回り10%で金利2%、年数17年で融資を受けた場合、返済を引いた手残りが収入の約3割になります。利回り12%なら4割以上の手残りになり、返済が終わればそこから先はストレートな儲けになります。

 

 

今回はあくまで屋根に付けられる範囲の小規模な投資でインパクトは小さいですが、こういう投資も一つのビジネスモデルとして体験してみるのも悪くないなと思います。