両手招き猫 | 中年ブロガーとその生活

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運転免許に続き、ついにJN1WFSの局免が失効してしまった

 

最近、アメーバのマイページや、人のブログページを見ていると、なにやら金色の招き猫の広告が表示されるようになった。
この手の物には、10年近くも縁がなく、広告される心当たりが全くないが、妙に気になるので、クリックしてみると、えんぎ屋という神奈川県にある縁起物専門店の広告だった。

 
招き猫は、全体像としてはこのようになっており、両手を上げた金色の塗装を施したものだ。
非常に特徴的な姿をしているが、これは見たことがある。

 
と思ったら、20年ほど前に、何かの縁で買った、陶器(いや石膏製?)の招き猫だった。

当時は自営業をしていた末期のころで、商売繁盛を祈願した買ったはずだったが、事業はあっという間に傾いて、廃業に追い込まれた。
そのため、「あまり縁起が良くないのではないか?」という疑念から、我が家では壊して捨ててしまえということになった。
しかし、そのまま、古紙に包まれて廃棄するのを忘れた状態でしばらく保管されていた。

先日からサイトに表示される金色の両手招き猫を見て、思い出して、梱包を解いてみると健在だった。
日の当たらない状態で保管されていたが、色が良い感じで黄色味が強くなって、縁起が良くなった感じさえする。

たしかに、この招き猫は我が商売には貢献しないどころか、廃業の憂き目を見ることになったわけだが、普通の勤め人に戻って20年間、劇的とも言える回復を見せて、気づけば人並み以上の収入が得られる身になった。

それもこれも、元々から私は商売人には向いてなく、勤め人として生きることが最善だったため、そのように仕向けられたのはではないかということで、この招き猫は、我が家で再評価されることになった。

ただし、家に置いておく場所も、そうする機会もないため、現在勤めている会社に持っていくことになりそうだ。折りしも、我が社では新たな事業が始まりそうなので、千客万来を祈願する上で丁度良いタイミングであった。

 
ちなみに、招き猫の背面はご覧の通りで、首輪の赤い結び目にも縁起の良い意味があるのだという。
この招き猫の大きさは、高さが35cmほどのごくごく普通の大きさの置物だが、現在売っている金色の招き猫ははるかに小さい。

 
このように、手のひらに乗るほどの大きさで、ちょっとしたマスコット人形サイズ。
デザインは、塗装が金色になり、このように大きさがコンパクトになった以外はまったく同じ。価格は、大きいのはたしか1万円ちょいだったと思ったが、新しい方は送料込みで3500円ほど。

気に入ったので、ご利益は一切期待せずに、一個買おうか考え中。