免許状が到着 | 中年ブロガーとその生活

中年ブロガーとその生活

ラジオや無線が趣味のおっさん
運転免許に続き、ついにJN1WFSの局免が失効してしまった

免許状が到着した。


右側が古い方。

すごいなと思うのは、FT-897DMたった一台で、周波数と電波形式の指定が一列では足りずに二列になったことだ。



実は個人の免許としては、28MHz以下のHF帯が免許されるのは初めてのことだ。現役時代はずっと50MHz帯シングルバンド免許だったし、ここ最近はVX-7で取れる3バンド免許でやってきた。4アマにもVHFに20Wが許可されるようになっても、ずっと10W免許だった。
ましてや、初のHF免許に14MHz帯やWARCバンドやCWモードが記載されることは、妙に感慨深い。

もっとも、HF帯の運用経験が無いわけでなく、高校時代のクラブでは21MHz帯での運用が最も多った。



最も時代が変わったと思うのが、これだ。
HF/50MHz帯はもちろん、144MHz帯にも50Wが許可されている。

私が免許を取ったばかりの32年前には、10Wを超える免許を得るというのは、大変な偉業であった。CQ誌でも、50Wと言えば、ハイパワー局として毎月掲載されていて、日本全国でも数えられるほどの局数であった。それに、VHF以上では50W以上の免許はほぼ下りなかった。

当時は、電波監理局に落成検査に来てもらって、予備免許をもらってからだったので、ハードルが高かった。2アマのOM諸氏でも、10W免許に甘んじてる時代が長かったのだ。

しかし、現在は、200Wまでは技適が通っているので、さほど苦労せずに200Wの局を開局可能だ。
ましてや、3アマでも50Wが免許されるし、移動する局の上限は50Wなので、最もアマチュア局が多かった時代よりも、現代の方がハイパワー局が増えている。

ある意味、ありがたみの無い、つまらない時代になったのかもしれない。