アメリカの有名な投資会社で

働いている知人は

超富裕層に接する機会があるという。

 

超富裕層なので、あまりにも別世界で

彼らの生活の実態には興味がないが

 

富がさらに富を生む仕組みを利用し

いかに富を増やすかだけに集中し

コミットしているかを酒の席で話していた。

 

自分たちの利益が第一優先。

信念とか正義などと

耳障りの良い言葉は建前で

 

環境問題も自分たちが利益を

得られるように世論を誘導し

利益が得られそうな会社に

投資をする。

 

 

生活困窮者がさらに困窮しようとも

貧困国の環境が悪くなろうがお構いなしで、

富を増やすことだけに集中する。

富が投資によってさらに大きな富を生む。

 

「貧乏人が貧困なのは私たちの責任でない」

という考えが基本にあり

 

貧困層や移民に税金を使うことを嫌い

もちろん社会主義的な発想は大嫌い。

 

政治家は自分たちに有利な政策をする人に献金し

立法までさせてしまう。

 

慈善活動の「ギビング・プレッジ」

(資産の半分を寄付)を実践

している方もいるが、ほんの一部。

 

王が君臨し

権力と富が人々を支配していた時代から

現代でも、お金が人を支配する構造は

変わらんなと思いながら聞いていた。

 

そもそも欲深い人間に

富の再分配などできるはずもない

相続税のない国も多い。

 

法律を作ろうにも、

そんな法律を作らせないような人を

議員にさせる。

 

仮にできても、他の税優遇のある国に移住するだけ。

書いてて虚しくなるので、この辺で・・。