ジモティースポットの話題ばかりのジモティーだが、10バガー達成の可能性が高くなる為にはジモスポ売上だけでなく、広告売上の拡大が必要である。
2024年12月期3Q決算説明資料の13ページにリサイクルショップの広告の獲得を見込んでいるという記載があった。
現在、ジモティーと相性のいい広告の業態として中古車、求人等があるが、新たにリサイクルショップの広告が浮上してきたという事である。
今回は、このリサイクルショップの広告について考察してみる。
当ブログではリユースのサカイがジモティーに商品を投稿して、集客しているという事を何度も紹介してきたが、サカイに限らず、リサイクルショップにとっては商品をジモティーに投稿するという事で販売数を増加させることにつなげる事ができる。
ジモティーに商品を掲載する事で商品が売れやすくなる。
例えば、中古車情報誌のgooやカーセンサーという媒体があるが、中古車の販売率を上げるには中古車情報誌に掲載するのがセオリーの様にリユースショップが中古品を販売するにはジモティーに掲載するというのがセオリーになりつつある。
仮に多くのリユースショップがこぞってジモティーに中古品を掲載する様になった場合、そこに広告の需要が生まれてくるという事になるのではないか?
現在、リユースショップの広告の様なものとしてマーケティング支援というサービスがある。
下図の上位2番目までの投稿がマーケティング支援というサービスを利用した投稿である。
いずれも家電セット販売という内容であり、このセット売りというやり方だと、「家電セット売り」というキーワードで検索するジモティーユーザーは皆無なので、必ず上位の目立つ位置に固定で表示される方が売上増に効果的であろう。
さて、冒頭の説明資料のリサイクルショップの広告とは、このマーケティング支援サービスの事だろうか?
それとも、投稿の間に挟んであるジモティーAdsの広告の事だろうか?
というのも、説明資料に記載のあったリサイクルショップの広告とやらを一度も見た事がない。
リサイクルショップの広告はどの地域のユーザーに表示されているのだろうか?
ここで、リサイクルショップの広告に興味がある理由を説明したい。
現在、リユース市場のマーケットサイズは3兆円を超えて2030年には4兆円に達すると予測されている。
現在の市場規模3兆円の内、仮に1%が広告宣伝費に使われていると仮定すると、その広告市場規模は300億円であるが、
2030年にはその広告市場規模は400億円に拡大する可能性が考えらえる。
つまり、リユース市場の拡大と共にリユース広告市場も拡大する可能性が高い。
では、その拡大するリユース広告市場のシェアを取る広告媒体はどこの媒体になるのだろうか?
もし、ジモティーが広告市場400億円の内の10%のシェアを取れた場合、その売上は40億円となるが、この40億円は中期経営計画の135億円に織り込まれているのだろうか?
それとも135億円に40億円が上積みされる可能性があるのだろうか?
この40億円が上積みされた場合、株価は念願の10バガーの可能性が非常に高くなりそうである。