ヒルナンデスでジモティースポット川崎菅生店が紹介されたが、その尺が約25分という長尺という事で、記念に記事を投稿しておく。
(ジモスポのパートは下記動画の1時間8分から)
ヒルナンデス! 2025年9月26日 子育て支援や無人バスも!境町の魅力が満載▼話題のジモティー活用法
25分の尺という事であるが、これは異例で、注目すべき事象ではないだろうか。
『ヒルナンデス!』のような情報バラエティ番組で「30分近い尺」が割かれるというのは、通常の店舗紹介や街ブラ企画では考えにくく、いくつかの背景や意図が読み取れそうである。
異例の長尺の意味について考察してみる。
① 番組側の強い推し・企画性の高さ
通常は数分〜10分程度で複数のスポットを紹介する構成が多い中、30分近くを1店舗に割くというのは、番組側が「特集」として位置づけている可能性が高そうである。
単なる紹介ではなく、企画性、人間ドラマ、世間の需要などを含めて「見せ場」があると判断されたのかもしれない。
② 視聴者の関心を引く社会的文脈
ジモティーというCtoCのプラットフォームは、近年の「物価高」「サステナブル志向」「地域コミュニティの再評価」などの流れと非常に親和性があり、ジモティースポットがその象徴的な事例として取り上げられた可能性がありそうである。
番組では、川崎市のサイトから、ジモスポを知り、不要品の持ち込みをした客や、最初は既存リユース店へ持ち込みしたが、既存リユース店では引き取ってくれなかったのでジモティースポットへ持ち込んだという経緯の客、リユース店で二足三文にしか評価されない金額を提示されるよりジモスポで無料引き取りしてもらった方がいいと判断した客など、なぜジモティースポットへ持ち込んだのか?についてその代表的な背景のパターンを視聴者へわかりやすい様に具体的に紹介している。
これだけ長尺で丁寧にジモスポを理解できるように紹介すると、広告効果は相当な規模でありそうだ。
ヒルナンデス放送前後のジモティースポットのXでのポスト数の推移を参考に掲載しておく。
ちなみにジモティスポットと投稿している人もいるので実際にはそれらもカウントすればもっと多い。
今回のヒルナンデスの長尺での紹介は、序章に過ぎないと思う。
まだまだジモスポを知らない人が大多数であり、今後、数年間、テレビで紹介され続けるであろう。
また、ジモスポだけでなく、ジモティーでの個人間での取引にPUDOロッカーが利用できる様になれば、これも社会課題である物流クライシス問題の改善につながるという事でまたテレビで初回される可能性が高いと考えている。
