2020年5月16日 土曜日
女の子(ひまわり)が天国に行ってしまいました。

2日目。

体重の変化がない。
パピーの母乳の吸い付きが弱い事にきずく。
ミルクに切り替えミルクを口に含ませ少しづつ飲ませる。
パピーの体力の低下が早い。

増えた体重が落ちる。
身体を保温しミルクを少しづつ少しづつ飲ませるが生きようとする力は、飲むことを止める。
最後は、ローズの側でと思った。
ローズは、優しく舐めていた。
ひまわりは、動かなくなった。
高橋、とっさにマッサージを始めた。
行くなと言う思いだった。
1度、はっと息を吹替えしたがそれ以降戻ってくることはなかった。
ローズにひまわりを返すとまた、ローズは、優しく舐めた。
5分もしなかっただろうローズが舐めることを止めた。
高橋は、もう一度マッサージをと思った。
ひまわりに手を伸ばした時、ローズは、ひまわりの上に腕を被せた。
それは、もう止めてと言っているようだった。
ひまわりとローズの腕の上に手を乗せ ごめんとしか言えなかった。
ローズをママでいさせてあげれなかった生かせてあげれなかった。
温かかったのにまた、高橋の手のひらには、冷たくなった子が乗った。
ごめんねしか言えない。

飼い犬に子供を産ませると言うことは、高橋の勝手な考えであり行動だ。

ららパピーと重なる。


一人でいたら押し潰される何もできなくなる。
周りに人がいるから残った男の子をと強くなれた。


ひまわりにお別れを言ってくれた人達がいた。

お花をもって来てくれた人達がいた。

小さなひまわりの花があった。

温かい気持ちになれた。

高橋の中で女の子の名前をひまわりと呼んでいた。

ローズに栄養をと美味しいものを買ってくれた。

感謝しかない。


男の子は、母乳を見付けるのが上手くなった。

強く引っ張りながら吸い付くようになり順調に体重も増えた。

直ぐに目が開き歩くようになる。