失敗から1年4ヶ月 散歩が終り足を吹き家の中へ その時期が来ると自然とティッシュを手にして確認してしまう…血を確認。
ヒートは、安定して予定通りだった。
正直、まだ その時の髙橋は、何もまとまっていなかった…決心できていなかったが血を確認した時 T-Queenの目を見て言ってしまった…待たせたねQueen、ママになろう。
言ってしまった〰️と思った…心臓もバクバクだった。
どうしようどうしよう状態…
昔のようにやらなきゃ分からない やってダメなら仕方ないなんて言えない。
でも、自分の中のもう一度と言う自分がいるのを分かっていた。
やはり見たいと言う欲もあった。
そして、次なる段階へ…
【髙橋は、自分を追い込むためにすでに新たな行動も起こしていた。】
Queenは、分かったんだと思う…髙橋の不安な気持も全て。
Queenがとった行動がまた不思議だった。
Queenは、サークルからぬいぐるみを咥えて髙橋の目の前に持ってきて落とした。
犬は、何も言わない会話はできない…でも…髙橋は、涙出てきた。
たまたまな行動だったのかもしれないでも…
何故、そんな行動がとれるのかと思った。
でも、Queenの目はキラキラしていた。
Queenのお里に報告のメッセージをした。
Queenの行動も報告した。
お里の返事は、メッセージでも興奮しているのが分かった。
喜んでくれていた…Queenは、ちゃんとあなたの言った言葉を理解しているから大丈夫といった。
そして、Queenを信じてと言った。
1人で考え込まなで私達に相談してくださいと言ってくれた。
あなたは、必ず成功すると言ってくれた。
この時、髙橋はお相手の家には、1番に伝えたかったが2回目をチャレンジをすることを伝えなかった。
もちろん 髙橋は、成功するために2回目をチャレンジしたが…失敗した時のこともちゃんと考えた。
喜びを伝えたかった悲しむのは、髙橋だけで十分と考えた。
喜びを伝えなくてはいけない もう一度やるからには、前回のような後悔するようなやり方はダメだ中途半端なやり方ではなく徹底的に…
2回もママになろ と言ったんだからできることは全てやると決めた。
ママになろう この言葉をららにも言ったことがある…
まずは、資金が無し久しぶりにバイクや車のカスタムペイントなどなどして夜な夜な稼ぐが!もう若くない…あの時は、睡魔との格闘だった。
稼いでも稼いでも出ていく金…
検査代、凍結精子での人工授精代、Queenの餌、Queenのサプリメント、パピーのミルクと餌、Queenの餌、医療費代など…。
髙橋はQueenに1頭〜多くて3頭と考え パピーが3ヶ月までの資金計算ざっくりとした。
とりあえず70万くらい見とけばいいか〜なんて思っても髙橋にはとてつもない額だ!
今、思えばドタンバで決心して(できてなかったけど)良く頑張ったな〜と思う。
検査だけで納得いくまでやった結果8回で10万近くの費用に…普通なら多くて4回かなと計算したが…8回。
病院で毎回、栄一(一万円)さようなら〜とお会計の時に言っていた。
後で後悔するくらいならと 納得するまでやった事だから問題無しと思った。
サプリメントは、妊娠のために海外のを取り寄せた。
前回、完璧だと思っ事は、完璧では無かった。
大丈夫とか完璧とか思わないようにした。
凍結精子での人工授精は、猶予は長くて2日間だと思う下手したら1日、1発のみ1番良いタイミングに人工授精しなくてはいけないタイミングを逃さないため1パターンだけではなく2、3、4、5パターンあらゆる想定をした。
毎日毎日、今までのヒートのQueenを思い出しQueenメモを見返し検査と照らし合わせた。
毎日ちゃんとQueenを見た一緒にいるウルフの動きも見た。
凍結精子を使えるのも最後、Queenの年齢からしても最後。
本当にラストだった。
完璧は無い…でも髙橋ができることはした。
背水の陣を敷く
2025.5.4 13時 T-Queen 5歳10ヶ月、2回目の開腹手術での人工授精。
あの日、病院でお相手Fjodorが眠る保存タンクに髙橋は、手を乗せて1回目の時と同じ言葉をかけた心の中ではなく言葉に出して…
(フョードル起きる時間だよ。生きるんだ。)と言った。



そして、Queenを先生に預け髙橋は、頭を深々と下げ先生お願いします と言って診察室の扉が閉まるまでQueenを見送った。
Queenは、不安そうな目をしていた。
髙橋は、言葉ではなく目で大丈夫、ママになろうと伝えた。
手術は、1時間もかからず終わるが麻酔が切れるのに開始から1時間くらいと聞いていた。
先にフョードルが眠っていたストローと空になった保存タンクが戻ってきた。


ストローの中にいたフョードルが今、クィーンの中で生きるために頑張っているんだと思ったら 無事に病院まで運んでくれたタンクにお疲れ様なんて言ってしまった。
今も1回目、2回目のストローを髙橋は、大切に持ち半分をお相手の家に送った。
Queenが麻酔から目覚め、ある程度安定するまでに手術開始から1時間半。
診察室の扉が開Queenが顔をヒョコッと出した。
髙橋がクィーンと言うとまだ 覚束ない足取りで髙橋のとこに来てパタンと横になった。
髙橋はQueenを膝枕して言った、クィーン頑張ったな痛いよな…ごめんな…2回も…ありがとう…クィーン。
クィーンのお腹に手のひらを当て おはようフョードル 頑張れと言った。