2025.7.5
1頭目ホワイトブラックの女の子が産まれた時、高橋は勝手に涙がボロボロとでていた肩で涙を拭いながらクィーンの手助けをしたが同じ時間でもなく日にちも若干誤差があったが海の向こうで同じ時に涙をながした人達がいた。
高橋は、この日がやっと来たという喜びの涙だったのだと思う。
海の向こうスロベニアで涙をながした人達は、パピーが産まれた喜びの涙と…今、Fjodorが側にいるはずだったのにいない悲しさの涙だったと思う。
Queenは、1頭目に女の子を産んでくれた。
この女の子は、約束を果たす女の子となる。
髙橋は、もう1頭 メスを願った。
2頭目、全ての処理が終わり確認した…ブラックの女の子だった。
3頭目、男の子 産まれたてはブラックに見えていたが落ち着いた頃 ブラックタンと分かる。
この男の子は、人からの愛情をたくさんもらい幸せになった子。
ブラックタンと言うのは、予想外だった。
4頭目、髙橋が待ち望んだブリンドルだったが男の子…髙橋の計画に男の子は、残す事はできない…でも、産まれた時から髙橋が必ず産まれると言っていた赤毛と黒のブリンドル…そして、産まれた時から可愛く美しい…色の変化が想像つくほど分かる。
残したいと言う思いを押さえるのは最後まで大変だった。
5頭目、ブラックの男の子…髙橋は、この男の子の成長を見ることにした。
後にこの男の子が髙橋に与えるものは大きい。
5頭が産まれQueenは、5頭に母乳を与え5頭の母となった。
クィーンありがとうと言った。


そして、髙橋は人工授精前に1つの決断をしている。
その決断は、凍結精子を後 交配1回分できる本数残すと言う決断。
それは、2回目の人工授精を足りない分で人工授精しなくてはならないと言う決断になる。
2回目に全てを使い切るか?1回分を使うか?足りない分で行うか?悩みに悩み 苦渋の決断だった。
昔、聞いたことがある精子1滴でも子供ができる時はできると…それってかなりの確率だよ!なんてその時は思った。
でも、今回 足りなくても1滴以上あるなんて思ってしまった。
髙橋の決断が現在であり後悔には、ならなかった。
髙橋は、Tinniwinnies Narcissos Black Lord
「Fjodor」の凍結精子を交配1回分 今も全ての権利を持つ所有者とし保存している。
産まれスウェーデン、家スロベニア、凍結精子保存保管 日本。
Fjodor、悲し事故により逝去2023年12月28日(8年)

髙橋がFjodorの凍結精子を使用する事は、この先もう無いと思うが髙橋は、未来を見据え残した。
この凍結精子輸入には、スロベニアのオーナーの思いと髙橋なりの努力と思いが詰まっている。
ヨーロッパ内での交配、人工授精なら問題は無いと思うが国外の日本に輸出するとなった時、まずFjodorのオーナーは、日本で言う一般家庭犬オーナーだったので日本で言う保健所への届け出から始めなくてはならなかった。
そうなれば輸出側も時間をかけなくてはならない1回の輸出のために…
それでも長い長い時間をかけ髙橋に協力をしてくれた感謝は、今でも変わらない。
髙橋がこの子と決めたのならブリーダーのボルゾイだろうが一般家庭のボルゾイだろうが見極め決めるのは髙橋。
Fjodorが数々の名誉を手にしているのは、オーナーの何かを彼に残したいと言う思いから始まり今、1頭のボルゾイが受け継いでいる。
Fjodorと言う偉大な者は、何かを後世に残す。
FjodorとT-Queenは、子孫を残した。
Fjodorは、今も眠りにつき自身を残している。
きっといつの日か黒の王と言われたFjodorを目覚めさせる素晴らしい人が現れることを願います。
Kennel Princess RaRa

