輸入の失敗。


諦めやめる決意。

もう良いじゃないかと思った。

資金だって無い。

誰も文句は言わないみんな許してくれると思った。

言い訳をひたすら考えた。


そして、追い討ち…髙橋のららを亡くす。

もう 全て何もする気は無くなる…ただただ何もしないで引きこもっていたかった。

あの時は、真っ暗だった。

あの日…真夜中の田舎道に髙橋の叫び声だけが響いていたと思う。

どこにも怒りをぶつけることができない…その怒りは、自分に対する怒り…「てめえは、何してんだよ!何やってんだよ!」…と言う怒りどこにもぶつけられないからドラマみたいに本当にひたすら荒げて叫ぶしかなかった。

ららの血の匂い…手も腕も胸も腿も ららの血…

らら寒いよね家に帰ろうと言った…ららを手放したくない思いは冷凍庫の物を出し始めた…クローンなんて考えた…でも、まともな理性が火葬の予約をしていた…それ以降の記憶が薄い。

ららは、半分ちかくもたりていない骨だけになってしまった。

ららが亡くなって良いことなんてなんにも無いとか思った自分にまた腹を立てた…何故、ららのせいにすると…ららの命を奪っておきながら…


罪を償うこともできない。

罪を背負うこともできない。

ららは、髙橋を絶対に許すことはない。


この頃、髙橋は、輸入の事は考えていなかった…もう無かった。

T-Queenのお里だけが事情を知り無理をしなくて良いと言われていた。

「誰も君を責めたりしないと言ってくれていた…君の頑張りは、私達の誇りです。」

誇り…生きている間で何回言われる言葉なんだろう?多分、髙橋みたいな人間は、死んでも言われる言葉ではない…その時の髙橋は、何も残らなくても失敗したことにホットした部分もあったかもしれない…


何故、やり遂げる今があるのか?

過去の髙橋が髙橋に書いていたメッセージと約束。