
今日は元同僚と一緒に開店したばかりの店に新規開拓がてら食べに行こうということで
神田駅の西口で合流し、線路下に入っている「ラーメン凪 BUTAO」に向かいました。
店内に入り、タッチパネル式の券売機で食券を買おうと思ったら、メニューはラーメンと
トッピングのみで味の選択は席に着いてから伝える模様。そんな訳でラーメン(830円)の
食券を購入してカウンター席に座り、それぞれの席に準備されている注文票に書き込みました。
味は黄(デフォルト)、黒、赤、翠の4種からデフォルトを選ばずに翠をチョイスし、
スープの濃さや脂、ニンニクは普通で、麺のゆで加減をカタ(固め)、一撃と呼ばれる
辛味ダレは通常の1撃ではなく2撃でオーダーして待ちました。
ラーメンが出て来る直前にはただ玉子というゆで玉子が食前の口直し用に出て来ました。
この辺のシステムは「一蘭」を彷彿とさせます。
出て来たのは白濁豚骨ベースにバジルをきかせたスープに細麺が入っていて、
チャーシュー、ネギ2種、唐辛子メインの辛味・・・というかスパイスが乗った一杯でした。
スープは割と豚骨がしっかり出ているので、デフォルトなら豚骨臭がダメな人には厳しいでしょう。
表面的にはバジルが前面に出ている印象ですが、その奥に豚骨を感じさせる印象です。
麺は加水率低めでスープの持ち上げも良好で、この辺は九州系のスタイルにならった印象です。
チャーシューは柔らかく煮込まれていてスッと食べやすいのですが、あまり主張はしません。
この辺で物足りなく感じる人はいるかもしれませんが、スープと麺で味わって欲しいというのが
この店の主張らしいので、トッピングの類は控えめで良いのかもしれません。
全体的には奇抜に見せかけてベースも主張もしっかりした、飽きの来ない一杯だと思いました。