もうすぐ七夕がやってくる。

一年にたった一度しか、

好きな人と会えないその日は、

子供のころは、次に会えるまでの

“なんて長い一年だろう…”

なんて途方にくれたものだ。

それがどうだ、今や一年なんてのは、

“あっ”という間にやってくる。

去年支払った地方税…

え?もう今年も、もう払う時期か?

そうかと思えば、この間

“冬至”を迎えたばかりなのに

もう夏至がやってきた。

やっと日が長くなってきた、

なんて喜んでいたのに、

もう、日が短くなっていって

冬至に一目散に戻ってる。

夏がやってきたってのに

そう考えると夏の短さを感じるぜ。

それに、夏にはオイラの誕生日がある。

これまた昔は目出たい一色だったんが、

今や、取った歳の大きさにびびっちまう

これまたチョイと微妙な夏の記念日だ・笑

こんなご時勢は、一年にたった一度

会うだけの関係のほうが

なんだか、ちょうどいい

関係でいられる気もするぜ。







最近、なんだか早すぎる一年…。

一年に一度会う織姫は、

やはりひとつずつ年をとっていくんだろうか。

今年の七夕はいくつになっているんだろう。

もう、織姫と言うよりは織婆に

なっちまってるんだろうか…。

なんて、ロマンのないことを

考え出すようになったら、

もうこっちが年だってことなんだろうなぁ…笑






 

七夕は夜空のロマン。

最近、そういや、夜空を眺めたことがないなあ。

昔はよく、夜空を眺めながら

いろんなことを考えたもんだぜ。

“この星のどこかに宇宙人が居て、

いつか地球にやってくる…”。

UFOがどっかに飛んでないだろうか”。

“宇宙は拡がってるって言うけど、

宇宙の果てはどこなんだろう”。

“あの星の光は、いったい

何千年前の光なんだろう”。

なんだか、そんな事が

若いオイラをゾクゾクさせた。

今や、空を見上げることもなく、

星が輝いていることさえ忘れてる。

今年の夏は、星しか見えないところに出かけて、

昔のオイラのように、星をじっくり、

じっくりと眺めてみようか…。

 







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