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昔の、カッコイイ仕事って、
プロ野球のエースになって三振の山を築くこと、
シンガー・ソング・ライターになって
カッコイイライブを演奏すること、
飛行機のパイロットになって世界を飛び回ること、
芥川賞を受賞して、先生なんて呼ばれること…。
今、カッコイイ仕事って何だろう?
お笑いタレント?
俳優?
サッカー選手?
デイトレーラー?
ユーチューバー?
人として成功したように思える仕事をしていても、生きていくうえで、金持ちも貧乏人も根本はそうは変わらない。
病気をしたら、どんな人も自力で治すしかない。
結婚する相手は一人だけ。
住む家がどんだけ広くたって、いる場所はたいてい決まってる。
超一流レストランと隣の親父の定食屋、うまさは食べる人次第。
いい酒飲んでも、安酒飲んでも、酔っちまえば皆同じ。
悩み事は皆同じ。
ようするに、本人の満足度次第ってことか…笑
 
人の命を助ける仕事・医者。
確かに尊い仕事だ。
じゃあ、町のゴミを集める仕事はゴミみたいな仕事か?
そうじゃない、大切な立派な仕事だ。
しかし、「将来の夢は?」
と学生が聞かれ、“医者になります”、って答えたら皆、
「なるほど」と、納得するが、
“ゴミ集めの仕事します”って言ったら、
皆、「なるほど」と納得するだろうか…。
給料が医者よりゴミ集めのほうが多いことがあるだろうか…。
最近、川勝元静岡県知事の職業差別発言が騒ぎになったが、同じとは言わないが、よく似た職業に対する偏見なんてのは、今の時代でもそんじゃそこらにはびこってるんじゃないんですかい?
口ではいいこと言っても、世間の目とやら、信用会社の査定とかは、昔とそう変わっちゃいない気がするぜ。介護の仕事や、ゴミ集めや、保母さんなんていう仕事の給料は、その必要性からして今の倍はなくっちゃいけないはずだぜ。
たてまえと本音。
世の中いつの時代も、カッコイイ仕事ってのは、
要はオシャレな世間体と給料の多さってことでおさまるのかねえ。
 
オイラも、バブルの頃は最高の給料を取っていた。
今の3倍以上はあったろう。
それでも、当時は若くて月末になると金がスッカラカンになっちまった。
べらぼうに安い今のほうが、よっぽど安定感が有る。
満足感とは、金の量は関係なく、環境と使い方次第なんだろう。
 
とりあえず、オイラの今一番カッコイイ仕事は、
昨日、バイクを修理してくれた自転車屋のオヤジかなぁ♪
 
 
 
 
 
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