こんばんは!



なんか懐かしい思い出の記事が
続いてしまいますが
どうにも頭から離れないので
書かせてもらいます。
なんにもタメになりません!





私の母親は変わった人でしたが
きっと天然ボケというよりは
病院できちんと診察してもらえば
発達障害とかアスペルガー?とか
何か病名がついたんじゃないかと
思える人格でした。





お母さんでーーす🎵







小学校の卒業を控えて
私は同級生たちと一緒に近くの
公立中学校に入学するはずでした。
ところが近所の同級生の母親
(今時のママ友)にたぶらかされて
突然にその同級生と一緒に
私立の女子校を受験することになりました。
(ホントふざけんなよー!)






まぁ受験までもいろいろありましたが
とりあえず受験当日に
母親と一緒に女子校に乗り込みました。
午前中の試験をなんとか終えて
お昼休憩の時間になり
うちらの小学校の受験組が集まりました。
同じクラスはあべっち母子だけで
後は他のクラスのかずちゃん母子と
うちの母親をたぶらかした
近所のおばさんと娘のひろこちゃん
声掛け合って机とイスを動かして
グループのように座りました。





かずちゃんは一人っ子のわがままで
持って来たお弁当が気に入らないと
グズり外食したいと泣き出しました。
誰かが叱るだろうと見ていたのに
誰も叱らず賛同したあべっち親子と
タクシーで近場の繁華街に行きました。
「えっマジ?」とびっくりですよ。







かずちゃんでーす🎵わがままです。







「えーいいなぁ!」と羨ましくて
気を取られて母親が出したお弁当に
気付くのが遅れてしまいました。
母親は死んでも
お弁当など作れる人ではありませんから
当時セコイ中華料理店を経営していた
お父さんがお弁当を作りました。








こんな折箱が出てきて
ちょっと不安になりました。














お父さんは武骨な山男で
オジイ(くま)と
呼ばれていました( ´;゚;∀;゚;)





そんなお父さんの初めての


お弁当です。








母親は何の躊躇もなく
折箱を開きます。








ん?なんか













匂いが……




ジャーン🎵











折箱の中にご飯が敷き詰めてあり
その上にタレつきの餃子がビッシリ!








なんじゃ
こりゃーー!
















もう左右を見回して
誰も見ていないことを祈りましたが
お父さんのお店の大自慢の
「ニンニクたっぷり餃子」です。
誰も見ていないとしても
休憩所に充満したニンニクの匂いは
わからないわけありません。
この女子校に入学したら
「ギョーザ」とか「ニンニク」とか
呼ばれていじめられるんじゃない?
それよりもお父さんも天然か?







誰も見ていないよね?



こっちも大丈夫よね?








もー勘弁して下さいよ!
うちの親!




普通に考えたら受験のお弁当に
中華はありえなくないですか?
それでも中華ならせめて「酢豚弁当」とか
「焼売弁当」とか「青椒肉絲弁当」とかさぁ?
いくらでもあるじゃんかぁ?
いくら当店大自慢の
「ニンニクたっぷり餃子」だとしても
中学入学試験の日のお弁当にするかぁ?
もう本当にもう!な親でしたね。





わずかに不合格者がいたようですが
無事に入学しましたし
「ギョーザ」「ニンニク」とも
呼ばれることなくてすみましたよ。






「千祓の祈願 四百八回」

とほかみ えみため
はらいたまえ きよめたまえ

ちゃんと山に行ってますよー!
祝詞を唱えてますよー!
天気の良い日はオリオン座に向けて……
まだまだ力が足りない。
精進するしかない!