こんにちは!




先日記事にした
一連の記事の主役である
まゆみの母親の話です。
お母さんの話を聞くとまゆみは
お母さんに似たんだろうと思います。
お母さんハンパないッス!















まゆみとまゆみの父親の
行動力?実行力っていうんですかね?
のすごさは記事にした通りですが
母親がまたすごいんです。
私がまゆみと知り合った時には
すでに母親は病を抱えていました。
相変わらず興味のないことは覚えないので
何の病気かは忘れてしまいました。
甲状腺の関係だったと思います。







服薬で顔がまん丸なのと言って
写真を見せてくれましたが
ムーンフェイスというのだそうですね。
体型は小柄なのに顔はまん丸でした。
そして母親は医師から余命3ヶ月という
宣告を受けたそうです。







えっ👀⁉
ってなるじゃないですか?
どんな顔して聞けばいいのか?
なんと言えば良いのかも悩みますよね?
私は困惑したのですが
まゆみはお構い無しに淡々と話します。






そんな深刻な話を私にするにょ?びっくり👀‼






この頃は職場で
挨拶をする程度の関係だった私に
母親の余命の話を
するまゆみにも驚きましたが
その母親の話はもっと衝撃的でした。






母親は後に父親が救急搬送されることに
なる総合病院に通院していました。
あまり覚えていないのですが
母親はまゆみと一緒に
告知を受けたそうなのですが
医師に「3ヶ月」と言われた途端に





母「えっ先生!
私3ヶ月しか
生きられないなら
中国に旅行したいわ!
行っていいかしら?」




と言ったそうです。
開いた口がふさがらないと
いうことわざを体現している私でした。







············







こういう種類の人間は
それまでの私の人生にはいませんでした。
余命宣告なんてされたら
泣いて泣いて泣いているのかと
思っていました。






中国旅行?




信じられませんでした。
ぶっ飛び過ぎています。
それもよく考えて生きている間に
家族で思い出にとかでなく
余命宣告された瞬間に
中国行きたいって思いますか?










この一家
ハンパないっす!









母親は中国旅行に行ってからも
どういうわけか
普通に近い生活が出来ていました。
軽自動車を運転してうちに
来たこともあります。






そんなさなか
まゆみが韓国旅行に誘ってきました。
韓国旅行は5~6回目とかで
韓国で買ったカシミアコートや
フォックスライナーのコート
アンゴラセーターなど
見せられてそのあまりの安値に
「行こうぜー!」とのってしまいました。






韓国旅行のパックツアーを
同行する4人メンバーで検討していると
まゆみの母親も行きたいと
言い出しました。




!!(゜ロ゜ノ)ノ
「大丈夫なの?」





「もし嫌なら別行動にしますよ!」
とまゆみは平気で言います。
「いやいや嫌じゃないけどさ。」
余命宣告されている病気は
大丈夫なんですか?
と言っているんだよ!






「病院は好きなようにして良いって
言ってくれているんです!」
それってさぁ
それって
すごく安静にした方が
良いって意味じゃないの?
とぶっ飛んでいない普通人の私は
思ったりしましたが
本人も家族も意に介していません。
おまけに母親の友達も
一緒に行くと言い出しました。







だれかぁ~









だれかぁ~
この病人を
止める人は
いないん
ですかぁ~!



結局3泊4日の韓国旅行に一緒に行って
ハードには遊ばなかったものの
普通にあちこち観光と買い物をしました。
疲れたと言いつつも無事に帰国。
母親はそのあとも
どこかの海外旅行に3~4回以上行き
さすがに入院しましたが
「歩く練習しているから
歩きやすいスリッパを買ったの。
もうすぐ退院するんです!」
と毎日病院に通っていた
まゆみから聞いて
「不死身か!」と思ってしまいました。
余命宣告ってあてになりませんよ!
2年くらい元気だったと思います。







でも私のその夜の夢の中で
公民館のような建物の
だだっ広い部屋でまゆみの
母親に座布団をすすめられました。
そしてお皿に盛った料理を
私に差し出して
「よろしくお願いします。」
と頭を下げました。




あーやばい!
逝っちゃたかも……
と思いました。




はい。
逝っちゃいました。
容態が急変して
誰も間に合わなかったそうです。
誰もが望む「ポックリ」みたいです。
安静にしていたら何倍も
生きられたんじゃないですかね?
だとしてもこの人は
安静の日々など選ばないでしょうね。
どれほど好き勝手に生きても
最期に悔いは残るのでしょうが
この人は鮮やかでした。
悔いはほんのちょっとだと思います。
いや
無いんじゃないでしょうか。






私も一時はホスピス(緩和ケア)の
検討をするまでいきましたが
何かしたいなんて
ひとつも思いませんでした。
ただ穏やかに終えたいと思っただけです。








中国旅行?
ふっ。
ありえません。








「千祓の祈願 三百九十七回」

とほかみ えみため
はらいたまえ きよめたまえ

悔いなく生きるというのは難しいですよね。
でも「悔い」が残るからこそ
来世では「悔いなく生きる!」と願って
また生まれようという力になると思います。