こんばんは!
この話はずいぶん前のことですが
長男が10年以上の付き合いの彼女に
「しばらく俺を自由にしてくれ!
でないと俺は死にたくなるんだ!」
と泣きながら頼んだのだそうです。
何時間も泣き続ける彼氏に
そんなに辛いなら自由にしてあげようと
(彼女は延期のつもり)
予約した結婚式場もキャンセルしました。
結婚式まであと2ヶ月?のことでした。
私(アンタ
そんな言葉信じたの?)
彼女「だってかわいそうで……
本当にすごく泣くんです。」
アンタそこまでバカだったけ?
ウソ泣きって言葉知ってる?
彼女は散々泣いた後で腫れ上がって
塞がった目をこすりながら
力なく笑って言いました。
彼女「でもね。うふ♪
8月1日の土橋君の命日に
海で会おうって♪」
(「かんべんしてよ土橋くん」の土橋くん)
どこまでバカなんだコイツ!
13年も付き合ってきて
そんなウソ見破れないかぁ?
開いた口がふさがらない私でした。
かくして
新しい女が出入りし始めました。
もう何日もしないうちですよ。
私は最初は歓迎せざるをえません。
何も知らない新しい彼女に
不愉快な思いをさせるわけには
いかないと思いました。(おかしい?)
うちは店舗続きに
1階のリビングとキッチンがあります。
母親が寛ぎながら「店番」をしたいと
設計士に希望して座ってテレビを見ながら
店番を出来るようにしていたため
1階リビングは外から丸見えでした。
夜遅くに長男と今カノが
閉店後の店の片付けを終わらせて
リビングで一服していました。
母親は羨ましいことに自室で寝ていて
私はキッチンスペースで
食事後の片付けをしていました。
バターン!
(ドアを開ける音)
元カノがザバザバと
涙を流しながら
飛び込んできました。
「あんたたち
なにやって
んのよ!」
わなわなと全身が
震えています。
ざけんじゃねぇ!
いきなり猛雪吹のの八甲田山ですよ。
私と長男と今カノは凍って死にました。
長男なんか雪吹かれてぶっ飛んで行きました。
私の何万倍も消えたかったでしょうが
自業自得ですよ!
がっ
その凍りついた八甲田山に
飛び込んで来て
元カノに抱きついたヤツがいました。
続きまーす。
「千祓の祈願 三百六十九回」
とほかみ えみため
はらいたまえ きよめたまえ
さ迷って命を落とさなけれならなかった
のでしょうか?大バカな上司がいたからです。
そういう大バカは現代社会にもたくさんいます。
みなさんがそんな奴らに遭遇しないことを祈ります。