こんにちは!
占い師をやっていた頃の話です。
この頃はお得意さん以外は
自転車で4~5分(かっ飛ばして)の
ファミレスで鑑定していました。
そのお客さんが
何の相談で来たのかも覚えていません。
ただ
店に入って来た時に
水の臭いと水音が聞こえていました。
私「家の近くに
川とか池とかない?」
客「えっ!
ありませんけど。」
ないと言うんだからないよね?
気にはなるものの相談には
全く関係のないことでしたので
その件には触れずにいました。
だけど鑑定が終わって一服している
コーヒーとタバコの香りでいっぱいの
テーブルボックスを包むように
どっしりと居座っている
みどりの水の臭い。
なんだろう?
池と言っても森の奥とかで
日も当たらない澱んだ小さい池で
水面いっぱいにみどりのコケ?
なんかドロドロした感じの……
腐った水の臭い。
こんな空気を引き摺っている
このお客さんが水に関係ないなんて
あり得ない……
だけど
この初見のお客さんの
どこまで「掘らなければならない」のか?
原因に行き着くまで何時間かかるんだ?
半分趣味みたいな仕事のやり方では
あるもののあくまで仕事であるから
そうそう遊んではいられません。
やるべきこと(家事)がたまっています。
いちいち気にしていたら
キリがないんですよ。
何も問題のない人の方が少ないです。
命や健康や人生に大きな害がないなら
見逃さないと私が死んでしまいます。
まぁ当たり障りのない話をして
帰ってもらえばいいやと思っていました。
「~~母が
失明しそうで······」
パキィン!
「母が失明」という言葉が
引き金になりました。
なんて表現すればしっくりくるのか
今考えられるのが
「パキィン!」と空気が割れるというか
頭?思考の一部が割れるというか
弾けるというんですかね?
次元が変わるようになるんです。
やっぱりさぁ
水
呪われた水
私「あなたの家(アパート)は
絶対に水の近くにあるはず!
じっくり考えて!」
それが効いているのか
確かめたこともありませんし
効いてる証拠もありませんが
私の視えている「水」の意識を
彼女の意識に送ります。
客「あっ!」
と彼女が叫びます。
私はほわぁと全身の力が
抜けたようになります。
だから自分が思っているよりずぅっと
意識を送ることに力を入れている
のかもしれません。
客「今住んでいる
アパートは埋立て地です!
池を埋めたとか
聞いたことあります!」
ほら~!
だから最初から言っているじゃん!
と少々ムカついたのですが
「近くに川か池があるか?」
というのと
「家が池の埋立て地」というのは
ピンと来ないんですかね~?
私はボランティアで
かなりなこともやりますが
怒りっぽいです。
はい。
お話を戻します。
私「私はそういう話には詳しくないけど
普通の家の小さい池を埋めるのも
あまり良くないと言われているよね。」
実家の近くのけんちゃんちは
けっこう立派な二畳ほどの池が
ありましたがけんちゃん母が入信している
宗教の人たち(たぶん)が
大袈裟なお祓いらしきことをして
埋めていました。
私「できればその埋立て地の
以前の池のことを調べて欲しいけど…」
と私がこう言っている時点で
彼女はぶんぶんと横に首を振ってました。
「引っ越します!」
私「まぁ…ね。
湿気は身体に悪いしね。」
がっかりです。
働き損というヤツです。
せめて「池の歴史」のレポート
欲しかったなぁ……チッ
この頃は私はよく呪文を記した
お札を使っていました。
そのお札を使うことにしましたが
その時に持ち合わせていなかったので
翌日の私の仕事前に(同じファミレス)
渡すことにして会って渡しました。
だからね。
私がこれから話すことは証拠がありません。
その池に目の見えない女性の魂が
今も脅えています。
ぼうっと白く見える手拭いか包帯を
目の回りに巻いて池に入っていく。
横浜と言ってもすごく広いです。
だけど横浜の歴史の中で「人柱」って
読んだことがないんですよね。
でも入水自殺ではありません。
う~ん。
人柱というのは神さまに祈願するために
生きたままの人を土や水に沈める
人身御供のことです。
ああ
失明しそうなお母さんが
なるべく目を光から守るために
手拭いを巻いているんですという話を
聞いたときにお母さんの背中に
張り付いている
目隠しした女が視えたんです。
全然証明するものがないので
幻覚·妄想の類いと思われてもいいです。
時間がなくなりました。
中途半端ですがすいません😣💦⤵
「千祓の祈願 二百七回」
とほかみ えみため
はらいたまえ きよめたまえ
神さまは人柱はいらないと思いますよ。
悪いモノに騙されていたんじゃないですかね。



