こんにちは!




前回は自分の家に
退院後のお義母さんが
滞在することを絶対拒否している
嫁の立場である清水さんの
ことを書きました。





何をどう言っても聞きません。
3才の子供のように
首を横に振り続けます。
誰でもわかるでしょうが
末っ子です。
チキショー!
ぶっとばすぞー!










ほとほと困ったその時に
どう言えばいいんですかねぇ。
予知とか予感とか天啓とか
何ていうのかわかりませんが
とりあえず




大丈夫!



だと言われたか感じたのか。
絶対に大丈夫と確信したのです。






「今月末に退院予定なんでしょう?
とりあえず大丈夫みたいだから
了承してよ。」






「絶対に嫌なんです!






エーイ!





いいかげん
にしなよ!!」






「旦那や子供のことも
少しは考えたらどうよ!!
あんたが嫌なら旦那が
診ればいいじゃん!




「お義母さんと
入れ替わりに
病気だと言って
入院するとかすれば
良いじゃん!」




その方がよっぽど良いのです。
少なくとも旦那と子供の
面目は保たれます。







だいいち
お義母さんを拒否して
何年後かに死にたいほど
後悔するのは彼女なのです。
親戚連中の非難に
堪えられる強さはありません。





「でも大丈夫っていうんだから
退院が取り止めになるのかも
しれないじゃん!」
とにかく了承するように指示しました。







その後
占い中ではないのですが
8月25日に亡くなるという
何かを感じて電話して
清水さんに伝えました。






「だから安心して
気持ち良くお義母さんを迎えると
宣言しなさい。」と。





そうは言ったものの私は半信半疑です。
数字ではっきり出たのは初めてです。
そのうちに書きますが
6月30日とか立冬とか来月とか
そんな感じで「出た」ことがあって
当りはしたんですけど
こうぴったりな数字はなかったんです。
絶対に当てなくては
いけないようなことではないので
「外れたらゴメンね~!
と軽い感じにして(保険)をかけてました。





人が亡くなる日など
普通は知りたいことでは
ありません。





○月○日に海で溺れるとか
○月○日に駅前で事故にあうとか
○月○日に病の芽が出来るとか
そういうことは
何が何でも当てたいです。
そのために頑張っているんです。





だけどお義母さんが嫌だからと
80才過ぎの病人のお世話をするのを
拒否している清水さんのために
お義母さんが「亡くなること」を
どうしても当てなくてはいけないとは
思えなかったんですよね。





まぁ
例の如く私よりも私を信じている
お客さんなので渋々とはいえ
お義母さんの退院後は少しの間
清水宅に身を寄せることになりました。
旦那さんは大喜びです。






旦那さんと旦那さんの兄弟は
毎週土曜日には
お義母さんの家に泊まるほど
仲の良い親子でしたからね。
めでたしめでたしでした。
(これは仕事じゃありません)






がっ!


占い通りといちゃあ通りなのですが···







8月25日に
お義母さんは
容体が急変して
亡くなって
しまいました。




当たるとは思っていましたが
退院予定間近に
いざ訃報の知らせが入ると
やっぱり……









びっくり!






……しますよ。
そりゃあ。
こうなることがわかっていた
神さまがみんなにとって良いことを
教えて下さったんだと思います。
(と思うしかありません)
私が人の死に関わったのは4回。
ぴったり当たったのはこれだけです。
3回は1日外しました。
1日とは言え
外れは外れです。((ヾ(≧皿≦メ)ノ))












だけどぴったり当てても
もう以前のように
「ヨッシャー!」と
はしゃぐ気にもなれません。
つまらない…のです。






清水さんはお義母さんに
もらった新築マンションに住み
お義母さんは不動産を
たくさん所有していたので
何かにつけてまとまったお金も
もらっていました。
年に2回大盤振る舞いの旅行に
連れてってもらっていました。
まして遺産もハンパありません。





それなのに退院後の10日くらい
家に招くのも嫌だという人の
面倒をみなければならない…






だんだん
占いが嫌になって
きました。








「千祓の祈願 百五十一回」

とほかみ  えみため
はらいたまえ  きよめたまえ


恩を忘れちゃいけません。
息子達に面倒かけず死ぬまで
ひとり頑張っていたこのお義母さんは
私は尊敬していました。