みなさんは、死後の世界を信じますか?
今日はそんなお話です。
実は先日、私はこの世で一番の私の味方で一番大切な祖父が亡くなりました。
アニメちびまる子ちゃんの友蔵とまる子のような、友蔵さんよりウチのおじいちゃんの方が威厳はありましたが。
いつも、祖父は私の事を一番に考えてくれていた人でした。
生きている頃は、それが当たり前で、なんなら過剰過ぎて鬱陶しいと感じた事もありました。
気付いた時にはもう遅い。
本当そんな感じです。
当たり前のように大切にしてくれていた人が、この世から去った時、その人の存在の大きさに気付きます。
迷惑かけて死にたくない!
逝くならポックリ行きたい。
と語っていた祖父。
亡くなる2年前の年末、ふと祖父が
俺が死んだらばあちゃんを頼むな。
と、私と旦那の3人になった時、涙を流して頼まれました。もらい泣きをした事が恥ずかしく私は、
そんなの、当たり前じゃん!
もし、死んだらさ「死後の世界があるか教えてね!」
なんて笑い話にしていました。
そんな祖父が亡くなるまでの過程は、本当にあっという間の1週間。
様子がおかしいと病院へ搬送される時、私はたまたまお休みで、恥ずかしがる祖父の手を支えて歩いてました。
祖父の大きな手は、しっかり私の手を握り返してくれていた。けれど、とても冷たくシワシワでした。
けど、祖父と手を繋げた事は私にとって大切な思い出になりました。
母が病状説明を聞いてきてくれましたが、もうあまり猶予がないのは私でも分かりました。
コロナ禍。
面会はできない。
もう会えないのかもしれない。
けど、もしかして改善して退院できるかも!という淡い期待を抱きながら日々を過ごしていました。
続く