★放置してはいけない・・・妊娠中の「歯周病」
Q(質問)
妊娠すると、エストロゲンやプロゲステロンと呼ばれる妊娠性ホルモンが、歯肉に直接働きかけて歯肉を肥大させたり、歯肉溝内の歯周病菌の栄養源となり、その増殖を促進すると考えられています。
その結果、出血傾向のある浮腫性の歯周炎になってしまいます。
一般には、妊娠2~3ヵ月頃から歯肉の炎症をきたすことが多く、出産後には消退していきます。
京都市下京区、31歳女性。
妊娠すると、歯ぐきから出血するようになったのですが、何か関係があるのでしょうか?
A.
はい。
妊娠すると、歯ぐきから出血するようになったのですが、何か関係があるのでしょうか?
A.
はい。
妊娠すると、エストロゲンやプロゲステロンと呼ばれる妊娠性ホルモンが、歯肉に直接働きかけて歯肉を肥大させたり、歯肉溝内の歯周病菌の栄養源となり、その増殖を促進すると考えられています。
その結果、出血傾向のある浮腫性の歯周炎になってしまいます。
一般には、妊娠2~3ヵ月頃から歯肉の炎症をきたすことが多く、出産後には消退していきます。
しかし、一部のケースでは、これをきっかけにして、本格的な「歯周病」に進行してしまう場合がありますので、ご注意下さい。
治療は、口腔内の清掃を徹底することによって、プラークや歯石などの刺激因子を除去することによって、消炎をはかります。
妊娠期の歯周炎
治療は、口腔内の清掃を徹底することによって、プラークや歯石などの刺激因子を除去することによって、消炎をはかります。
妊娠期の歯周炎
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