十和田市 

 

奥入瀬渓流には景観保全のため店や自販機などがありません。

散策で歩き回りのどが渇いて苦しい。

 

 

奥入瀬渓流を出てからかなり走ったところでやっと自販機を発見。

こんなにうまいカルピスは小学校の夏休みのプールで父兄ボランティアが出してくれたやかんカルピス以来でした。

給食でおかずを入れる傷だらけのアルミ食器にアルマイトのやかんからカルピスをついでもらって飲んだ思い出。

「カラダにピース」の意味を実感。

 

 

最短距離で十和田湖には行かず、少し遠回りをして湖沿いの高台の方へ上がったところに、湖が一望できる「瞰湖台」というスポットがあります。

 

 

画像中央の細い島が中山半島です。

 

 

瞰湖台で持ってきた昨夜購入の地元パンを食べ、そのあとは十和田湖に向かいました。

 

十和田湖周辺には無料駐車場がなく、500円を払って駐車します。

駐車場はいくつもありキャパも十分ありました。

 

 

売店でソフトクリームをいただきます。

 

リンゴ味のソフトクリームです。350円現金払い。

 

リンゴの粒が入っています。

生地はシャリシャリとシャーベット状で美味しい。

 

 

十和田湖周辺の散策を開始。

 

 

恵比須大黒島。

恵比須様と大黒様が両方祀ってあるようです。

 

いろんな神様を祀ってあるパワースポット。

 

 

 

 

 

風、火、山、金、日はまだわかるとして、「天ノ岩戸」は全国に1つしかないと思うのですが・・・。

 

 

 

宮崎高千穂のが有名ですが、天岩戸を名乗る神社は西日本中心に結構あるようです。

 

 

 

十和田神社です。

さきほどまでの観光神社と違って、ここは由緒ある神社です。

 

 

 

 

 

狛犬の奉納は大正13年(1924年)。

ちょうど100年の間、ここに鎮座しています。

 

隣に小さな祠がふたつ。

 

本来なら、水辺の占い場に繋がる道があるはずですが、老朽化で通行禁止になっていました。

 

この階段が危ないようです。

 

 

 

神社から再び湖の水辺に戻ります。

 

 

ブラタモリでよく出てきた「柱状節理」の説明。

 

 

「乙女の像」は詩人にして彫刻家であった高村光太郎の傑作として知られ、十和田湖のシンボルとなっています。

顔は「智恵子抄」で有名な奥さんに似せて造られたと、タクシーの運転手さんが客に説明しているのが聞こえてきました。

 

 

ここから先は何もなさそうなので、引き返します。

 

 

恵比須大黒島は日が当たる反対側から見るとまた違う表情に。

祠がふたつあるのがわかります。

 

 

戻ってきました。

売店で再びソフトクリームを。

ご当地アイス&ソフトが旅先での日中の主食です。

 

もちろんリンゴ。

先ほどの店と味は違うのでしょうか?

クリームの仕入れ先が違う事を願い、350円を現金払いで購入。

 

味は違いました。甲乙つけがたくこちらも美味しい。

 

 

十和田湖畔は閉鎖している店やホテルもちらほら。

家族経営みたいな小さなところは残っていて、従業員を使う大きな店が閉店しているイメージでした。

コロナ禍の時がそうそでしたが、借金、雇用が伴う経営は収入が途絶えると一気にダメになります。

 

 

十和田湖遊覧船はこの日(4月26日)が今シーズンのオープン日でした。

そのため早い時間は混むかと思い遅めにしたのですが、心配無用でした。

 

今いるのは休屋港です。

コースが2種類ありますが、車で来る場合は周遊のBコースになります。

最終の16時便に乗ります。

 

 

乗船券は手書きのアナログですが、支払いはQRコード決済が使えます。

1650円をd払い。

乗船名簿も記入が必要です。

 

 

出発まで少し時間があるため、観光案内所で情報収集。

湖の西北あたりの土砂崩れにより、現在車での十和田1周はできないそうです。

この情報が無ければ大きな誤算が生じたため、聞いておいてよかったです。

 

時間が迫ってきたので遊覧船に向かいます。

 

 

 

船内には喫茶コーナーや自販機も。

 

 

2階は屋根有りデッキで、外へ出ることはできません。

運行初日なのにガラガラでした。

 

スタッフにどちら回りの進行かをを尋ね、あえて中央に座らず右の方に着席。

乗客は10人ちょっとで半分以上外国人です。

乗船手続きに手間取った外国人客を待ち、数分遅れで出航。

 

 

恵比須大黒島。

 

美しい柱状節理。

 

松が見事で大きな盆栽の様です。

 

松と桜のコンストラストは珍しい。

 

 

こういう突き出た場所の松はパワースポットと言われているらしいです。

 

地質が違って赤壁になっているのがわかります。

 

絶壁。

 

50分のクルーズが終わりました。

 

JRバス十和田湖駅です。

この辺りに鉄道は通っていませんが、バスもれっきとした駅だと以前読んだ鉄道の本で知りました。

バス停とは格が違います。

 

また廃ホテルが。

 

駐車場に戻ってきました。

まだ薄汚れた残雪があります。

 

 

国道103号線で十和田湖の南の山間部にある滝を目指します。

 

 


 

 

 

 

秋田県鹿角郡小坂町 

 

発荷峠第一展望休憩所に着きました。

もうここは秋田県鹿角郡小坂町です。

 

 

十和田湖が一望できます。

他に誰もいません。

 

 

さらに国道を少し上がると発荷峠第二展望休憩所があります。

 

ここも誰もいません。

 

車を降りて林道を少し歩くと展望台があります。

 

樹木で見通しが悪く、こちらの方が高所にあるのに第一展望所の方が良い眺めです。

 

来た道を駐車場へ戻ります。

 

さらに国道103号を南下する途中、県道2号線との交差点を西進すると紫明亭展望台があります。

 

昭和2年に日本の景勝地選出する際、十和田湖は湖沼の部で富士五湖を抑えて1位になったそうで、この紫明亭は大正時代には皇族を案内する際に最も眺望に優れた場所として探し当てられたそうです。

 

眺めはいいですが、樹木が邪魔をしています。

 

 

秋田県鹿角市 

 
発荷峠を越えると鹿角市になります。
ここもまた秋田県です。
 
いくつかの滝を巡ります。
 
 
中滝

 

 

 

止滝

 

発電所が併設されています。

 

 

銚子の滝に向かう途中、綺麗な山桜が咲いていました。

 

銚子の滝です。

 

 

想像した以上に大きな滝です。

 

滝近くまで車で行けるので難易度が低くおススメです。

 

ここも発電所が併設されています。

 

引き返す途中に錦見の滝があります。

車いすで見れるとの看板がありますが、道がぬかるんでいるので補助者がいないと難しい気がします。

 

ここも滝壺近くまで行けます。

 

なかなか立派です。

 

 

時刻は18時。

日が暮れだしてきたので、これにて今日の観光は終了。

青森市に向けて引き返します。

 

帰りはノンストップで十和田湖畔から八甲田山を通って帰るのですが、街灯はなく真っ暗です。

この時間から十和田湖方面に行く車は無いため対向車もありません。

ラジオも入らない寂しい状態。

旅行1日目で津軽半島山中を走った時と同じ状態です。

2時間ほど走り、青森市の明かりが見えたときには安心しました。

 

 

過去2日と同様にカブセンターで夕食を買って帰ります。

今日のカブセンターは昨日までの店とは別の店舗ですが、ここも大きな店です。

 

 

青森のスーパーの特徴。

イカが充実しています。

魚介売り場ではイカのスペースが大きく、イカメンチというゲソを刻んだ生のものがパック詰めされて売られています。

これに味をつけて焼くとイカバーグ、衣をつけてあげるとイカメンチカツになります。

 

 

つまみコーナーもこの通り。

イカ製品がめちゃくちゃ多い。

 

 

 

 

 

旅館に帰り、風呂のあとにお楽しみの夕食です。

明日は朝ゆっくりできるので、今回の旅行初飲酒。

北海道に近いのでサッポロビールが充実していました。

 

ホッキガイ、かにかま、生で食べられる「ふのり」という海藻、焼ホッケ。

ホッキガイは漢字で書くと「北寄貝」だと初めて知りました。

 

青森名物かもめちくわ。

 

チャーハンではなく田舎風の焼きめしを買いました。

 

 

工藤パンのイギリストーストはたくさんの種類があるのですが、オリジナル以外は少し価格が高いため人気がないのか売れ残っていました。

他のご当地パンと合わせて5個まとめ買い。

これらは持って帰ります。

 

前日買ったチャプチェと玉子豆腐もいただきます。

青森名物の具だくさん玉子豆腐は思ったより甘くなくて美味しかったです。

 
 
アルコールが入ると眠くなります。

運転疲れもあり早めに就寝しました。