4月23日(火)~27日(土)まで青森旅行をしていました。

毎度ながら、遠い将来に読み返した時のために「その時、その場所で何を考えていたか」を綴った極めて私的な旅行記です。

他の方に役立つような旅行ガイド的なことも意識して盛り込むようにしていますが、他の旅行ブログと比較するとマイナースポット満載で非常にくだらないかもしれませんので、悪しからずご了承ください。

 

 

今回の旅行の概要 

 

今回青森に行きたいと思った理由は先日「準備編」に書いた通りです。

 

 

 

青森県は奥羽山脈を境に西が津軽地方、東が南部地方に分かれます。

青森市、弘前市や津軽半島があるのが津軽、八戸市、三沢市や下北半島があるのが南部です。

 

 

 

 

今回は4泊5日で津軽地方を回ります。

1泊目は津軽半島の先端にある今別町、2~4泊目は青森市に宿泊します。

 

 

交通は大阪~青森までが飛行機、青森でレンタカーを4日間(96時間)借りて津軽地方を回ります。

回るといっても2日目以降は毎日青森市に帰るので、回るというよりは青森市拠点のハブ移動です。

 

 

1日目はこの地域、2日目はこの地域という感じで、ざっくりとした予定だけを決めておき、夜に宿まで帰ってこれる範囲でその時の気分や天候でいろいろ変更可能という自由度の高いプランです。

 

 

自宅~伊丹空港~機内 

 

4月23日(火)、青森旅行1日目です。

 

4時10分起床。

小雨が降っており、傘をさして出かけました。

 

4時台の始発に乗車。

早朝の列車に乗ったことはありますが、始発に乗るのは人生で2回目くらいで、4時台の始発は初体験です。

以前は夜勤帰りの人が多い印象でしたが、今回は思ったよりスーツ姿の通勤客が多い印象。

 

 

 

電車を乗り継ぎ、伊丹空港に到着。雨はやんでいました。

ラウンジは6時半からなので、外のソファで時間つぶし。
早朝なので暑い。というか、雨上がりの湿気と移動で歩いたため蒸し暑い。

パーカーを脱ぎ、リュックに仕舞いました。

 

 

 

ラウンジではトマトジュースとカフェラテをいただきました。

 

 

滞在20分ほどでラウンジを出て、出発ゲートへ。

スマホにチケットQRコードの画像をダウンロードしてきたのでチェックインの必要はなく、コードを機械に通すだけで通過。

保安検査ではポケットの鍵束を出し忘れ、警報機を鳴らすミス。

 

 

搭乗口は23A。

23、23A、23Bがあり、それぞれ全く別のゲートなのでややこしい。

 

 

ゲートからはバスで飛行機に移動。

タラップで搭乗します。

 

 

席は2+2の窓側A席。

 

 

朝は滑走路の渋滞があるそうで、定刻より5分ほど遅れて離陸。

雲の上は当たり前に晴れてますが、毎回楽しみにしている地形眺望は眼下一面の雲に遮られかなわず。

 

 

ラウンジで冷たいものと熱いものを一度に飲んだためか、腹が緊急事態宣言発令。

ベルトサインが消えるのを待って、トイレに直行。

CAによるドリンクサービスが回ってきた後でしたが、戻ってきてくれたので「いろはす」を。

 

 

秋田県のあたりから雲がなくなり、景色が見えるようになりました。

雪が積もる高い山が岩木山、ふもとに広がる街がおそらく弘前市。

間もなく到着です。

 

 

 

青森市 

 

定刻より約10分遅れで到着。

青森空港はこじんまりとした空港です。

現地の天候は晴れ。

 

 

空港バスで青森市郊外のレンタカー店まで移動。

 

 

レンタカーは「ダイハツムーヴキャンバス」でした。

最安の軽自動車の「ダイハツミラ」クラスが予約時に満車だったため、軽プレミアムクラスです。

 

写真は2日目に撮影したため少し汚れています。

 

オプションで付けたカーナビは無名メーカーのものでしたが、機種は新しく使いやすかったです。

車は走ればいいですがカーナビがハズレだとすごく困るので、私にとっては車より重要です。

 

 

青森市内を通過し、津軽半島の東側の国道280号線を海岸線に沿って北上します。

地図では海岸線を走っているように見えますが、道の海側にも民家が建っており見晴らしは悪いです。

漁村といった感じの地域が続き、3桁国道だけあって道幅もそれほど広くないため、あまり楽しくないドライブです。

 

 

 

東津軽郡蓬田(よもぎた)村 

 

青森市を通過し、東津軽郡蓬田(よもぎた)村に入りました。

最初の立ち寄り地は「たままつ海の情報館」。

無人施設?で海に関するパネル展示など無料で見ることができますが、スルー。

トイレだけをお借りしました。

 

 

 

東津軽郡外ヶ浜町 

 

蓬田村を過ぎた車は同じく東津軽郡の外ヶ浜町に入りました。

ここの蟹田港には「トップマスト」という塔があります。

下はフェリーの切符売り場や事務所、土産物店、飲食店が入っています。

 

 

外からは立派な施設に見えますが、塔はエレベーターもない、足元がグレーチングの簡素な造りです。

最上階まで登ってみました。

 

かなりしんどかったですが、グレーチングなので上を見上げるとあと残りがどれくらいなのかがわかって登りやすかったです。

強風でこの扉を開けると一気に全開まで持っていかれそうになります。

小学低学年なら扉を閉められないレベルでした。

 

外に出て対岸の下北半島を眺めます。

 

 

蟹田港から対岸の下北半島までは1日2往復の定期便が出ていますが、この日は強風で欠航。

上の写真でもわかるように海にはそれほど波は無いのに。

交通機関としては利用上計算しにくい不便さです。

 

 

車は平館台場にやって来ました。

ここは昔の砲台跡が公園として整備されており、平館灯台もあります。

 

 

 

 

事前にグーグルマップで見つけた灯台横の「ペンションだいば」で昼食です。

 

客層は地元民や付近の工事関係者で、旅行者と思われるのは私のみ。

口コミで「イカハンバーグと刺身のセット定食がある」との情報を知っていたのですが、メニューに記載なし。

おかしいなと店内を見渡すと黒板メニューとして存在しました。

 

 

刺身の切方が雑で分厚く、漁師飯という感じで良い。

刺身は鯛、生蛸、あと鯛に似た何かでした。

お盆中央の容器の左側は自家製鯛味噌。

ご飯の友だと思いますが、私は刺身にもつけていただきました。

刺身の食べ応えがあり、非常に美味しかったです。

1500円也。現金払いのみ。

 

 

北上するに連れて道路脇から民家がなくなっていき、だんだんと見晴らしがよくなってきました。

いつの間に津軽半島の上部に到達し、車は北というよりも海岸線に沿って西に向かって走っているようです。

 

 

ここは網不知海岸という場所です。

対岸に下北半島が見えます。

 


車はさらに海岸線を北上します。