くだらないネタです。

 

 

3月25日の夜(正確には26日未明)に変な夢を見ました。

 

 

 

 

私の父は既に鬼籍に入っていますが、その父が夢に出てきました。

しかし感動の再開ということではなく、私は実家に帰省中で最初から私と父の二人が実家にいる設定です。

どうやら平成中期の時代設定のようです。

 

 

 

 

 

 

父が「実はうちのテレビはリースで毎月500円払ってるんだが、もうリースをやめて新品を買おうと思うがどこで買えばいいと思う?」と尋ねてきました。

私は「リースだったとは初めて知ったけど、毎月500円なら今のままでいいじゃないか」と心の中で思いつつも口には出さず、相談に乗るという内容でした。

そして見せられたテレビは縁側の廊下に設置してあり、ソニー製のシルバーのアナログテレビで、画面下のスイッチカバー(画質調整などのつまみがある部分)が外れていてありません。

「こんな日光の当たる場所に置いていたら劣化もするし、まず画面が見にくくないか?」と私が指摘するというところで記憶が終わっています。

 

 

 

父が生前時の実家のテレビはソニーの地デジ液晶だったのでメーカーだけは合っています。

最後のアナログテレビもソニーで、それを地デジに移行すると国から補助金が出るという時期に私が通販で手配してソニーの液晶テレビに買い換えました。

実際に実家にあったソニーのテレビはアナログとデジタルのいずれも黒で、夢に出てきたシルバーは我が家の歴代のテレビにない色です。

 

 

でもなぜこんな夢を見たのか見当が付きません。

 

 

 

 

 

唯一考えられるとしたら、その夜に見た情報バラエティーのテレビ録画のせいかもしれません。

ミルクボーイが毎年東大に多くの卒業生が進学する関西の高校に行き、最近あったエピソードを生徒に話してもらう内容です。

 

 

ミルクボーイの火曜日やないか!|ABCラジオ さん

 

 

その中である女生徒が「最近母がNISAを始めたのだが、日経平均株価4万円を超えたタイミングで始めてしまって直後に暴落したため、家族で大騒ぎになった」というエピソードを披露し、それを見て「親がしっかりしないと子供に心配かけるなあ」などと考えたことががきっかけなのかもしれません。

 

 

 

 

その翌日は映画の中に自分が登場人物として入り込んでいる夢を見ました。

 

 

最初に映画タイトルが静止画で出るのですが、タイトルは「江戸川乱歩シリーズ 白い裸〇の女(1968年)」でした。

タイトルの〇は伏字ではなく、夢の中ではあったのですが、失念しました。

多分「体」だったと思います。

ただ公開年ははっきり覚えています。

 

 

主人公(明智小五郎役?)は北大路欣也さん、ヒロイン(犯人)は関根恵子(現高橋惠子)さんでした。

覚えているシーンは豪邸に住む彼女が2階のベランダに出てくるところ(裸ではなくホットパンツ)を私と北大路さんが芝生の庭から見上げていて、急に彼が気を失う。

次のシーンが、手術室でのオペ中に助手の女性(マスクをしているが多分関根さん)が手術中急に手術を受けている患者を切りつけて殺しそうとして、みんなでそれを止めているのを私は脇でカメラマン視点で見ている。

 

 

翌朝検索してみましたが、こんな映画や類似した映画は実在しません。

探偵が主人公の映画は犯人が誰かという謎解きが定番ですが、目撃者が何人もいる中で殺人を犯そうとする話自体が無茶苦茶です。

 

俳優はお二人とも昔の若いころの姿で、建物なども1960年代の世界観でした。

ちなみに関根恵子さんは1968年にはまだデビューされていません。

 

 

 

この夢を見た理由には心当たりがあり、先々週くらいに週刊誌の映画レビューで「江戸川乱歩の陰獣(1977年)」という映画が紹介されているのを読みました。

どう考えてもこれが原因です。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、この映画レビューが特に気に留まったということもなく、内容は覚えていません。

映画のタイトルさえ忘れていましたが、「江戸川乱歩の〇〇」、「エロを連想させるタイトル」「香山美子という女優」というわずかな手がかりを覚えていて、検索で見つけました。

 

 

 

私は普段は映画を見ませんし、これらの俳優に特段の関心はありません。

ただ、雑誌などの映画レビューを読むのは好きです。

こんな些細なきっかけで夢に出てくるのだから不思議です。

 

 

 

長い間、存在すら忘れていた昔の同級生が夢に出てきたこともあるし、夢のストーリーや登場人物はどういうメカニズムでつくられるのだろう?と思います。