九重夢大橋の後は滝をいくつか見に行きます。
ヘアピンカーブがいくつも続く角度が急な坂道を車で下って行くと、道沿いに小さな滝がいくつか点在しています。
天狗の滝。
説明看板があり、パワースポットのようです。
ここは隣の土産物兼飲食店で管理がされているようで、綺麗に維持されていました。
この周辺の滝はGoogleマップで見つけたのですが、ガイドブックには載っていないような小さな滝です。
一応名称の立て札はあるのですが、詳しい説明はなく、私以外に立ち止まる人はいません。
つららの滝。
水量が少なく冬季は凍ってつららになることからこう呼ばれていると推測されます。
七折れの滝。
減水期のため形跡はありましたが滝はありませんでした。
画像中央付近、フェンス上あたりに見える小さい滝です。
銅山の滝。
これはしっかり流れてました。
滝を見たあとは、あまがたに渓谷へ向かいます。
行ってみて気づいたのですが、ここはパブリックな名所ではなく土産物兼飲食店が客寄せのために敷地内に展望台を造ってそう名乗っている感じの場所でした。
店舗はシーズンオフで閉鎖中です。
展望台から下の景色。
たいして良い眺めではありません。
次は長者原ビジターセンターへ向かいます。
途中、九重の山々の景色が見事でした。
ビジターセンターは入場無料。
Wifi、トイレもあります。
中は展示パネルなど。
常時スタッフがおられて、質問にも答えていただけました。
ここにはタデ原湿原という湿原があり、木製の遊歩道が整備されていて歩けます。
一見自然が手つかずで残っているように見えますが、これは毎年野焼きをしてこのように保っているとのこと。
何もしなければすぐに雑草が生えてきて荒れるということでした。
そうなるとこの景色は人工的に維持されているもので、結局本当の自然など残っていないのではないでしょうか。
長者原ビジターセンターを後にして、車は山道に入りました。
道路はおそらく朝はアイスバーンだったものが、昼になりちょっと溶けてきている感じ。
スタッドレスタイヤは履いていますが、怖いのでスピードを落としつつ進みます。
後で調べたら高度1300mくらいの場所なので、寒いのも納得。
九州とはいえ、標高1300m地点だとこんな感じです。
本州からノーマルタイヤの車を持ち込んで九重、阿蘇方面のドライブは危険ですのでご注意ください。
すずめ地獄に立ち寄りました。
ここはもう熊本県で、阿蘇郡南小国町になります。
ここはガスが噴出していて、スズメなどの小鳥や小動物がよく死んでいるという気味が悪い場所です。
訪れた時にはガスは出ていませんでしたが、付近の岩が黄色に変色しており、明らかに有毒ガスみたいなものが出ている形跡はあります。
次に「秘境七滝」を探しました。
名前からして期待大の場所です。
グーグルマップを頼りに山道に入っていくと看板のある駐車場がありました。車は停まっていません。
遊歩道が整備されており、滝壺まで降りられるコースと階段から滝を見る難易度の低いコースの2つがあります。
まずは右側の滝壺まで降りられるコースを進みます。
最初は緩い下り階段でしたが・・・。
途中からかなり険しい階段になり、さらに降りていきます。
川に出ました。
遊歩道が整備されているので進みます。
滝のようなものが見えました!
凍った小さな滝がありました。
先まで進んでみましたが他に滝はなく、肩透かしを食らった感じです。
もと来た道を引き返します。
先ほど降りて来た階段を登り引き返しますが、かなりきつかったです。
今度は左の優しいコースへ行ってみることにしました。
こちらは階段の傾斜もそれほどではなく、展望台(ただの踊り場ですが)の先端から滝がいくつも見れました。
画像中央下あたりに小さく見える小さな滝。
滝の流れの角度が直角に交わっていますが、これは同じ川から向きが変わって別れたもので、珍しいです。
七滝という名前ですが、滝ひとつひとつに名称が付いているわけではなく、総称のようです。
見れる滝や滝未満の流れはたくさんあり、どれを持って七滝とするのか難しいです。
「秘境七滝」は苦労した割にそれほどの感動はありませんでした。
スルー推奨です。
次は車で夫婦滝まで移動です。
道路沿いに「夫婦滝」という看板を掲げた土産物店があるので、すぐにわかります。
そこに車を停めてお店の方に一声かけてから、敷地内の階段を降りて行きます。
説明看板がありました。
おそらく左側と右側の記載が逆です。
向かって右側が男滝、左側が女滝と思われます。
降りて行くと2つの滝が現れました!
これはまさに 夫婦滝。
流れている方向が90度違うのが不思議です。
女滝。
滝を見た後は店に戻り、ソフトクリームをいただきました。
縁結びスポットらしく、おみくじがいっぱい結んでありました。
夫婦滝で見かけた私以外の2組はカップルかご夫婦でした。
350円をLINEペイ払い。
不二家ミルキーのような風味が濃厚で美味しかったです。
時間の余裕がないので、急いで次の目的地へ向かいます。