前夜は12時前に寝落ちをしたようで、午前2時過ぎに目が覚めました。

夕食時に飲んだコーヒーが悪いのか、枕が変わったのが原因なのかは分かりませんが、そこから一睡もできず朝を迎えました。

 

 

朝食は朝5時半開始なので朝食会場に向かいます。

朝食は大分港入港の6時20分まで食べられるのですが、ちょっと短くない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

到着した 大分港には 神戸港以上にサッシーのポスターがいっぱい。

さすが地元のスター。

 

大分港をあとにして、最寄りの西大分駅へ向かいます。

 

 

JR西大分駅は徒歩15分ぐらいで到着します。

県庁所在地最大駅の隣の駅なのにこの素朴さの無人駅。

 

 

待合所に券売機は無く、跨線橋を渡ったホーム上にあります。

 

 

電車で二駅先の別府駅へ移動します。

二駅といっても駅間が長く、途中はほとんど何もありません。

大分市と別府市は隣接しており、「隣接した市」というと大阪だと堺、東大阪、尼崎あたりを想像しますが、その境界が都会と全然違います。

道路や交通機関が発達する前の昔は断絶感があったんだろうなあと想像しました。

 

 

 

別府駅近くのレンタカーが開店する8時を待って、予約していたダイハツムーヴを受け取りました。

スタッドレスタイヤは標準料金に込みですが、カーナビゲーションはオプションで付けました。

料金は事前に決済済みなので当日の手続きは5分程度でした。

 

 

車はいいのですが、ナビが無名メーカーの社外ナビで使いにくそうです。

 

 

 

 

最初の目的地は由布市にある金鱗湖です。

温泉が朝の冷たい湖に流れ込むためか湯気がすごいです。

写真で見ると幻想的ですが、湖は近くしか見えない状態で景色は望めず、散策はしませんでした。

 

湖の中に鳥居が。

 

 

鳥居の根元に水鳥が止まっていて、幻想的を通り越して何だか薄気味悪い。

 

 

県道11号線、通称「やまなみハイウェイ」を九重町方面へ向かいます。

 

 

 

 

 

途中にある、山下池というところに寄ってみましたが、特に何もありませんでした。

 

 

朝日台展望台に立ち寄ります。

もう九重町に入ったようです。

商業、飲食施設はすでに閉鎖済みでした。

 

 

天皇皇后両陛下御展望の地として記念碑が建てられています。

 

 

高さはそれほどでもないですが眺望が開けており、これぞ田舎の里山風景という感じでした。

何気ない風景ですが、普通こういった開けた平野は市街地化していて大型建造物などが目に付くもの。

大きな建造物がない田舎の田園風景は初めて見た気がします。

 

 

本日のメイン観光地である「九重”夢”大吊橋」へ到着しました。

 

 

ここは2006年10月開業当時、高さ173m、全長390mとも日本一の吊橋でした。

その後、静岡県の「三島大吊橋」に全長(400m)が抜かれて2位になりましたが、高さは今も日本一です。

 

戦後間もなく、大きな産業のない町にあるすばらしい景観に大きな吊橋をかけて観光の目玉にするという案が出たものの、当時としては途方もない話とみなされ実現しなかったものが、21世紀になってようやく多くの方の尽力で造られた観光吊橋です。

周辺整備費などを含めてた事業費20億円に国・県の補助金は使われていません。

バブル期、竹下総理時代のふるさと創生事業とは異なります。


九重“夢”大吊橋(ここのえ“ゆめ”おおつりはし)という名称は一般応募により命名され、まさに町民の夢を乗せた建造物です。

 

 

 

クレジットカードやQR決済にも対応しており、 LINE Payで入場料500円を支払いました。

 

 

 

 

観光客全員に撮影のお声かけがあり、セピアカラーのミニ写真は撮影したその場で全員もらえます。

それを引き延ばした大きいカラー写真は任意購入で1500円です。

 

 

 

 

最近は絵柄のマンホールも珍しくなくなってきました。

 

 

 

 

ここまで大きな吊り橋を見るのも渡るのも初めてです。

快晴で風も弱く、天候には恵まれました。

 

 

平日で早めの時間帯だったこともあり、客はあまりいませんでした。

橋の上手と下手には警備員がいますが、客が多くなりすぎると通行制限をするのでしょうか。

一度に1800名迄大丈夫らしいです。

 

 

橋の上からは「震動の滝」と呼ばれる滝がいくつも見れます。

男滝、女滝、子滝、孫滝の四つの滝がありますが、子滝と孫滝は凍っていました。

 

 

一番大きい男滝ですが、橋からは遠いです。

 

 

女滝。

 

 

橋の上から下を覗き込むとこんな感じです。

高さ日本一の光景。足がすくみます。

屋外で風に吹かれる中で見た風景では生涯最高の高さだと思います。

 

 

しばし、持参した双眼鏡で滝や景色などをじっくり眺めました。

双眼鏡は以前どこかの株主優待で選択してもらったものです。

 

 

橋の上には一部アクリルの透明な板で下の景色が見えるようになっている場所があります。

 

 

渡り切って北側入口に来ました。

こちらは駐車場も狭く、あまり入場者はいません。

 

 

 

 

橋を引き返し、再び南口に戻ってきました。

滝の解説写真がありました。

 
 
天気が雲一つない快晴だったので景観は素晴らしかったです。
風もそれほど強くなく、割と長時間橋の上に留まっていられました。
 
 
夢大吊橋を後にして、近隣の滝めぐりに向かいます。