歳をとると、なかなか行動を起こせなくなります。

以前、テレビ番組でもそのことに言及していたことをブログに書きました。

 

 

 

印象に残った話。

 

資産を築いてリタイヤしてから好きに使おうと思っていても、歳とともに物事への興味ややる気が薄れていく。

モノを買っても喜びは買った時がMAXの事が多い。

若い時の経験的消費(旅行など)には思い出などの配当が付く。

 

この説はよくわかります。

 

 

もともと旅行に出かける事には腰が重かったのですが、ここ数年は「GO TO トラベル」があり、それがきっかけとなって腰を上げることができ、いろいろな場所に行くことができました。

しかしそれも終わり、きっかけがなくなった今は、再びなかなか行くことができません。

今年の夏、7月に北海道旅行に行って以来、次の旅行に出かける気が起きませんでした。

 

 

数カ月前、たしか盛夏の頃だったと思いますが、テレビを見ていて「妙見の森」の関連施設すべてが12月3日(日)をもって閉鎖されると言うニュースを知りました。

 

 

 

こういった施設の閉鎖は珍しい事ではないのですが、今回はケーブルカーとリフトの廃止という交通機関の廃止が伴います。

これで永久に乗れなくなると思うと1度は経験しておきたくなり、ずっと気になっていました。

「行くなら紅葉の季節かな」と思いつつも、時間だけが過ぎてきました。

10月下旬から紅葉情報を見ながら、少しずつ情報収集を始めました。

 

 

紅葉は北から南へ、高地から低地へ進むというのがセオリーですが、必ずしもそうでもない感じです。

大阪城公園は「見頃」なのに、それより北で高地の妙見山が「色づき始め」。

 

 

 

 

 

場所は、大阪府北部の北摂地域にあり、阪急電鉄、電鉄と能勢電鉄を乗り継いで行くことになります。

能勢電鉄は阪急電鉄の子会社で、車両は阪急からの払い下げられた中古車両を使っています。

そのため、マルーン色の車体は阪急と共通であり、見分けがつきません。

12月で廃止になるのはケーブルカーとリフトです。

 

 

電車ご利用の場合のマップ

 

 

能勢電鉄にはまだ乗った事はありません。

と言うよりも北摂地域に行ったことすらほとんどありません。

ほとんど未知の地域です。

 

 

事前にネットで情報収集したところ、ケーブルカーとリフトは水木曜日が運休との事でした。

そうなると混雑する土日は避けたいので、月火曜日のいずれかになりますが、平日なのでスケジュール調整をしたければなりません。

天候も見ておく必要があります。

 

 

それに、紅葉カレンダーとも照らし合わせ、11月20日(月)にスケジュールを取ることができました。

まだ「色づき始め」の段階らしいですが、贅沢は言えません。

 

 

交通機関は阪急電車、ケーブルカー、リフトが乗り放題になる「妙見の森フリーパス」というのが1番良さそうなので、これを使うことにします。

 

 

 

 

遠方の旅行はもっと念入りに予習をするのですが、今回は日帰り遠足。

当日行き当たりばったりで考える事にします。