次は桂沢湖へ向かいます。
ここは事前の観光スポットチェックではノーマークだったのですが、交通標識によく地名が出てくるのでスマホで調べたところ桂沢ダムというダムがあるようなので行くことにしました。
車は芦別市を抜け、三笠市に入りました。
国道452号線を南下すると左の方に「桂竜橋」という大きな橋が見えてきます。
ダム方面へ行くにはこの橋はスルーしていいのですが、高く大きな橋だったのでその先に何があるのか気になり、橋を渡ってみることにしました。
桂竜橋からの眺め。
トラックが通ると高い橋が揺れて怖い。
橋を渡りしばらく進むと新旧2つの橋が並んでかかっている場所に出ます。
これは「桂沢大橋」 という橋で、古い橋はすでに使われなくなっているようでした。
このように新・旧の橋二本が並行して並んでいる景色は珍しいと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230721/12/cx2400/a5/a0/j/o1080081015315009655.jpg?caw=800)
古い橋は昭和62年製でそれほど古くないと思いますが、新しい橋を高い位置に付け替えているということは増水の危険性を考慮してのことなのかもしれません。
古い橋の南側からは一応今でも入れますが、北側は工事をしていて出られません。
橋の近くの道路には熊の糞がありました。
橋の北側(この背後は工事で通行止め)から南側を撮影。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230721/12/cx2400/ca/7b/j/o1080081015315009659.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230721/12/cx2400/ab/66/j/o1080081015315009667.jpg?caw=800)
次に桂沢ダムへ向かいましたが、残念ながら工事中のため通行禁止で行くことはできませんでした。
先ほどの大橋の付け替え工事からも、おそらくダムを大きくする工事だと思われます。
次は幾春別炭鉱跡へ向かいましたが、どこにあるのか入口がよくわかりません。
炭鉱設備の跡のようなものはあり、このあたりで間違いないのですが、探して車でウロウロ。
途中に綺麗な教会がありました。
なんとか入口を発見して近づくと付近一帯が公園のようになっており、車両通行禁止で歩いて行かなければならない場所にありました。
付近一帯が「ジオパーク(野外博物館)」という名称で公園の歩道として整備されており、途中に色々な見どころや看板があります。
炭鉱跡もその中の展示の一つとして存在するようです。
再び車に乗り込み、今度は住友奔別(ぽんべつ)炭鉱跡向かいます。
ここは住友財閥が開発した炭鉱です。
街に入ると奥の方に巨大な立坑櫓が見えてきました。
閉鎖されており近くまで行くことはできず、遠くから眺めるだけでしたが、かつては東洋一の立坑と言われた巨大な建造物が薄暗い天候と相まってすごく不気味でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230721/12/cx2400/98/3a/j/o0810108015315011434.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230721/12/cx2400/90/d8/j/o1080081015315011435.jpg?caw=800)
そこから山の方に上り、各種炭鉱遺跡を見ようと進みましたが、道路の舗装が傷んでいたためかなり慎重に進みました。
それにもかかわらず、途中から立ち入り禁止になり、付近全体が立入禁止で何も見ることができませんでした。
ここは他の炭鉱跡と違って炭鉱遺跡を文化遺産として公開する気がないようで残念です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230721/12/cx2400/6c/56/j/o1080081015315011440.jpg?caw=800)
仕方がないので近くにあったアイスクリーム屋で本日5個目のソフトクリームを食べました。
これは観光地にあるようなご当地ソフトや高級ソフトクリームではなく、日常的な普通のソフトクリームなのですが、いつも食べているソフトクリームとは違った子供の頃食べたような懐かしい味がしました。
値段は300円でしたが美味しかったです。
paypayで支払いました。
しかし朝からソフトクリーム5個、牛乳1本、メロン1切れとまともな食事をしていません。
現在の幾春別の街の様子を紹介した動画がYoutubeに上がっていました。
この日もこの動画と同じような薄暗い天候でした。
幾春別という街の奥の外れに奔別という場所が位置します。
この一帯は廃墟、旧街マニアに人気があり「幾春別」「三笠 炭鉱」などのワードで検索すると動画が多数あります。
時間はまだ早いですが天候が曇り空のため暗く、スマホの電池もなくなりかけてきたため、宿泊先へ向かうことにしました。
カーナビに従い車を走らせていると「達布山史跡公園」という見逃してしまいそうな小さい案内看板が出ていました。
ここも事前にチェックしていたことを思い出し、それほど遠くなさそうなので寄り道することにしました。
小高い山の上へ車を進めると塔のような展望台や石碑がありました。
ここは明治の要人たちが開拓への決意をかみしめながら訪れた歴史ある場所です。
昨年、札幌の「モエレ沼公園」で「ゴミを積んで表面を芝生化させた、木が一切生えていない山」に登ったときにも経験したのですが、 周囲何百メートルにも渡り何もない場所に立つということは、周囲に風を遮るものが何もないため立っていられないくらいのすごい強風になります。
普段の生活でこのような経験はしませんが、実際そこに立つと防風林は重要なのだと考えさせられました。
再び 車に乗り込み、美唄市の宿へ向かいます。
一昨日宿泊したのと同じ旅館です。
今日は 到着時刻が 読めなかったので 夕食は頼んでいません。
そのためご当地スーパー「コープさっぽろ」に寄って買い出しをしました。
今日初めてのまともな食事です。
なるべく北海道らしい物を選びました。
ホタテの卵の煮付、イカゲソバター焼き、樺太シシャモ。
「うおめし」という大きなおにぎり。寿司のような感じです。
すじこ、しらす明太子、サーモンハラス。
普通サイズのすじこのおにぎりが半額だったので追加。
北海道限定「サッポロクラシックビール夏の爽快」も500ml缶を買いました。
お土産も少し買いました。
リボンナポリン、北海道限定バナナミルクコーヒー、コープさっぽろ限定ポテトチップス。
結構歩いて疲れたので入浴は久しぶりに湯船につかりました。
温泉ではないですが、人工温泉装置がついており同等の効果があるそうです。
アルコールが入ったこともあり、いつの間にか眠りについていました。