2月6日(月)旅行5日目はレンタカーで支笏湖に向かいます。
8時にレンタカーのスタッフがホテルに迎えに来てくれて一緒に事務所に行き手続き。約款はネットから事前に目をとおし完了済み、支払いもクレカで事前に済ませてあるので、当日の手続きは10分程度、ナビの操作方法を尋ねたので計15分で完了です。
車はスズキスマイルで新しいハイブリッド車でした。電気自動車は何度も運転したことがありますが、人生初HB車です。
千歳の中心部を抜けると信号はなく、カーブも少ないですが、雪道のため慎重に運転するので時間は長く感じます。
40分程で支笏湖畔の駐車場に到着。駐車場は冬季以外は有料ですが、いまは無料で重機による除雪もされています。
ビジターセンターが9時半に開くまで付近を散策しましたが、普通の家がない観光地帯でした。
9時半のビジターセンターのオープンと同時に入り、冬季は徒歩でどの範囲まで行けるのかなどネットではわからなかったことを教えてもらって出発です。
最初に朝食のためにちとせ割クーポンが使えるカフェに入りました。薪ストーブのあるログハウスで、モーニングセット1000円をホットコーヒーで注文。
ハムエッグ、トースト、コーヒーのシンプルなセットで、サラダなしなので少し高く感じますが、観光地価格だとこんなものでしょう。クーポンでちょうど払える価格だったこともあり気になりません。
こういうイングリッシュブレックファストのようなシンプルな朝食は初めて食べたかもしれません。
美味しかったです。
食後は軽便鉄道ミュージアムへ。
昔、この場所には駅がありました。
かつてはここから王子製紙苫小牧工場まで原料を運ぶ私鉄(普通列車よりレール幅が狭い軽便鉄道)が走っており、買い物や人の移動などにも使われていましたが、その役目を終えて廃線となった今も鉄橋だけは残して遊歩道橋として観光に使われています。
これから行く丸駒温泉の歴史もここで映像で知りました。大正時代にできた比較的新しい温泉で、昭和30年代までは船でしか行けなかった陸の孤島です。
実際、今も公共交通機関は通っていない秘湯で、そのためにレンタカーを借りました。
ごく小さな展示スペースでしたが面白かったです。
夜にライトアップしてから行こうと思っていたのですが、念のためチケット売場で確認したところ「当日なら再入場可能」とのことだったので、とりあえず今見ておくことにしました。
入場料は500円でちとせ割クーポンで払いました。
昼間も内部はライトアップされています。
人工的に作った氷の芸術作品ですが、予想以上に凄くて予定を大幅に超過して見てしまいました。
丸駒温泉旅館まで所要時間30分程です。雪の無い時期なら20分程でしょうか。
丸駒温泉には旅館がここ1軒しかないため迷いません。
到着早々、駐車場に鹿がいました。餌を求めて里に来ているようです。
日帰り入浴は1000円で、ちとせ割クーポンで支払いました。タオルは別料金で販売していますが、事前にその情報はあったので持参しました。
露天風呂は2種類あり、遠くの方の露天風呂は底が砂利で、水路で支笏湖と繋がっており、湖の水で温度を下げています。その結果、湯面が湖面と常に同じ高さになり、このような温泉は全国的に珍しいそうです。ただ、そのせいで湯温が低く、温水プールほどの湯温では体が暖まりません。
この風呂は人気がないようで人は少なく、自分一人の時間も長かったです。
もう一つの方の露天風呂は熱めで、常に4、5人は入っていました。デッキチェアと水風呂も屋外にあり、体を温めて外気にあたると整います。
野鳥や鹿もエサを食べに近くに来るロケーションの中、チェアに座って景色を眺めるのは最高です。氷点下なので1分程で濡れタオルが凍り始めますが、まだまだ外にいれます。
この入浴と外気浴の往復を7、8回繰り返して体の芯から暖まりました。
温泉のロビーからの景色です。
ここまでで腹いっぱいになり、食べるものが足りないかもと余裕を見て買ったピザ1ホール、焼きそば弁当は持ち越しです。
酒はアルコール13%で、少量でもビール以上に酔いが回り眠気を催したため、早めに就寝して明日に備えます。