(1)TBS「VIVANT」

【第20話】

別班員の奪還劇はようやく「VIVANT」らしくなってきたけど、でも深夜の決行なので映像としてはイマイチ。

日本で暮らすジャミーンが本筋と繋がってきた。それにしても、衰弱した阿部寛は朦朧とした状態でただ従っているだけなのか、それとも演技なのか。シンシーの堺雅人も同様で、どこかで自分を拷問して顔に傷までつけたシンシーを裏切ってくれるのか。

 

<TBSより>

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【第21話】

乃木の二重人格にノコルが気付く。パート1ではあくまで独白シーンに限定された心の会話だったが、パート2は露骨になってきた。ノコルがチンギスを仲間に引き入れてくれたのでなんとか奪還劇は成功する。で、チンギスはどうするの?

途中、直接空港に向かわず中国人労働者に紛れてバスに乗り換えた。これは、現地の別班員が最良と考えて手配してくれていたものみたい。直接ではダメな理由があったのか、それとも強硬突破の見せ場を作るためだった?

あと、パート1では架空のバルカ共和国だったけど、パート2で中国・シンシーと実在の国になった。敢えてそうする必要があったのか疑問。

 

【第22話】今夜!

 

(2)NHKドラマ

●「会社員」

吉田羊がクールでデキル、でもコンプライアンス面では問題ある会社員を演じている。最終的にバレるのだろうけど、郵便室の彼女がどう追い込んでいくのか、かなり面白いドラマだ。

2話まで見た限りでは、メンタルを病んで休んでいる若手男子と郵便室の彼女が組んでいるのか、彼女の独断専行なのかハッキリしないのが気になる。まだまだ謎を抱えたまま引っ張っていくんじゃないか。

個人的なことを書くと、もう20年くらい前になるがストレスで頭痛&片目から涙が出続けたことがある。脳神経外科で診てもらっても異常なし。2週間くらい我慢した後で上司に言いたいことを言い返したら、症状はピタリと止まった。

うつ病になった社員はおのずと休職する。先ずは人事異動でいいじゃないかと思う。TBS原作&演出の福澤さんが処分されたとか、フジのドラマで江口洋介がキツイ口調で若手医師を叱るのも許容範囲なんじゃないの。でも、世の中がとてつもなく寛容なモードになってしまった故に軋む。だからこそ、このドラマが成立するんだな。

それにしてもこれだけ漠っとしたタイトルは珍しい。もっとシャープな言葉は見つからなかったのか。

 

<NHKサイトより>

 

●「おもかげ」

2年くらい前のNHKドラマ浅田次郎原作「母の待つ里」と同じく雲を掴むような展開。苦手なので1話で撤退。

 

●「豊臣兄弟」

【10/11放送】

今回も作り話か。秀吉は茶々に対してあんなに奥ゆかしい態度だったのか。歴史的な証拠が新たに見つかったのなら構わないけど、ドラマだからなんでもアリでいいのか?

【10/18放送】

数正出奔はここに描かれていたように本人の意思もあっただろうけど、秀吉の調略というか陰湿なクチグルマがあったとみるのが普通。今年の大河ドラマは弟だけじゃなく秀吉まで過度に善人に仕立てているんじゃないかと疑う。

【輿入れした後のあさひ】

家康に輿入れした後あさひがどうなったのか。NHK「どうする家康」でも輿入れの後は登場シーンがなくいつの間にか阿茶の局入れ替わっていたので、ちょっと調べてみた。切ないな、

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朝日姫の輿入れ行列は盛大に祝われたと伝わっており、豊臣秀吉も参列しました。朝日姫は「駿府城」(静岡県静岡市)に入り徳川家康との結婚生活を送りますが、間もなく病気を患い、1590年(天正18年)に他界。享年47歳でこの世を去りました。

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※出典

https://www.touken-world.jp/tips/113348/

 

(3)その他のドラマ

●フジ「救急病棟24時」

確かに懐かしいけど、50代の2人を救急外来で活躍させるのは現実とはちょっと乖離があるんじゃないか。ただ、嘔吐の跡と吐きダコから心筋梗塞じゃなくて食道破裂と看破したのはお見事。

2話で尿路結石の患者に研修医たちが経過観察/衝撃波/内側から侵襲式の処置など、日替わりで主体性のない提案を繰り返す。そこまで患者に選ばせるんじゃなくて、まずは治療法の良し悪しと医師としての見解をしっかり示せよ、と呆れた。私もある時期から病院で「どうしますか?」と投げかけられるようになった。決断できるのはありがたいけど、比較材料がないことには難しい。

 

●フジ「ポリティカルパン」

石原さとみはカワイイ役もいいけど、やっぱりTBS「アンナチュラル」のケラケラ、サバサバ喋る役柄が良かった。その作品の脚本家・野木亜希子と組んだのが今回のドラマ。

初回を見る限り、大泥棒なのであの三澄ミコト役をちょっと下品にした感じ。「アンナチュラル」では石原さとみがケラケラ喋っても空回りしないように市川実日子が同僚として巧く絡んでいた。今回は河合優実にその役を担う役どころではないし、浮いてしまわないか心配。

フジ「ルパンの娘」の渡部篤郎が指南役として出演しているけど、政治風刺するこのストーリーは成功するのか微妙。

選挙の陣中見舞いを盗んだり、国自党の悪意ある動画制作会社に忍び込んだり。義賊なこともアピールするルパン譲りの怪盗だけど獲物が小さいな。

 

●TBS「LOST10」

タイトルから想像したものと初回の内容は全然違った。保険金殺人か。でもそれだけで10回連続は難しいので今後の展開に期待。

 

●TV10「アナログナース」

同局「ドクターX」のテイストと「トラベルナース」の設定不明の不気味さを引き継いでいる。脚本はいずれも中園ミホ。「ドクターX」の最終シリーズだったか作り手のAI 嫌いな気持ちは伝わってきており、それを継承した極端なキャラ設定だな。