(1)やっぱりドラマはNHK

●NHK「あんぱん」

主人公の2人はまあどっちでもよくなってきて、河合優実の妻夫木聡に対する妙に湿っぽい視線ばかりが気になる今週だった。

 

その河合優実が9/5のNHK夕方の間延びした番組「ニュースーン」に登場。ゴウちゃんとの名シーンが流れた。あれは良かった。あれが響いているからこそ、ゴウちゃんの半纏をじっと見つめるシーンだけでも情感が籠って絵になるのだ。やり場のない手の微妙な動きは独特だったが、後ずさりのシーンも監督と一緒に練ったものだったと明かしていた。

 

<河合優実が演じる戦前の蘭子> ※ネットより

 

<戦後の蘭子> ※ネットより(引越し前に蘭子の部屋を訪れて瓶の蓋を開ける八木)


●NHK「母の待つ里」

昨年BSで見た時の感想は以下の通り。

※参考ブログ

 

改めて見た感想を追記すると……

 

中井貴一や松嶋菜々子が演じる都会の人はみんな寂しい。ワンコがトコトコ道案内してくれることまでひっくるめて虚構の世界なんだけど、それでもそこに温かさを感じてリピートしていく。どこかで「テーマパーク」って科白もあったな。楽しむ場所じゃなくて心を落ち着ける場所なのだ。

 

自分の立ち位置が2024年秋と今とで異なってきたこともあり、ドラマの本筋から離れた感想もないではない。それはまた改めて。

 

あと、宮本信子が東北弁を喋っているのを見ていたら、NHK「あまちゃん」でナツばっぱが橋幸夫ファンを演じていて、東京でホンモノの橋幸夫と会ってたまげていた姿を思い出した。ああ、もう12年も前のことだ。

 

<同ドラマより>

 

●NHK「べらぼう」

感想なし。

 

(2)民放ドラマ

●TBS「19番目のカルテ」

【第6話】

石橋蓮司と小芝風花の熱い物語。たまたまNHKの番組を見て往診するのも総合診療科の守備範囲なのだと知った。でもそれを知らなかったら、違和感ありありで疑問に思った。

【第7話】

島と病院の二元中継でパッとしなかった。ただ、総合診療科っぽいストーリーは良かった。

 

●日テレ「ちはやふる」

8/27放送: (見たけど詳細を忘れた)

9/3放送: 道を間違えたのかなんて、その時には分からないモノ。後になってあの時のアレが役に立ったんだ、とか後になってみれば過去の生き方がなんらかその人にプラスになっていればいい。もしマイナスでも活かし方の問題なんだな。

 

●TV10「しあわせな結婚」

9/4放送: 真実を明らかにしようとする阿部サダヲの行動は社会義で間違っていない。他方で、弟を庇い家族の平和を保ちたい松たか子の想いも分かる。だったら、ミステリアスな役の松たか子は、結婚相手としてどうして弁護士を選んだのか謎。

あとTV10「和田家の男たち」で段田安則の息子役だった佐々木蔵之介が登場。彼もNHK「オードリー」に出演しており大石静に縁のあるキャストだ。

 

●フジ「明日はもっと、いい日になる」

脱落。

 

●フジ「最後の鑑定人」

偶に見たけど、単調。