時期: 2023.4.中旬
行程: 秩父鉄道・野上駅(9:55)→小鳥峠(11:05)→山頂(11:50)→ロープウフェイ山頂駅(12:05)+長瀞の川べり
以前、4ヶ月間だけ旅行の学校に通っていたことがある。どうしてそこに通ったのか、それはまた改めて書くかも知れないけど、一言で言うと失業保険を受給するためだった。そこで、日帰りバスツアー計画を作る演習をした。7~8チームくらいに分かれて東京近郊でどこをどう回るのかプランを作成したのだ。あるチームが立てた案が長瀞川下りとロープウフェイを使っての宝登山散策だった。
長瀞川下りは何度かしたことあるけど、宝登山に登った事がなかったので、この日は野上駅から歩いてみることにした。4月にしては肌寒く3枚着て歩き始める。
<ラショウモンカズラ、野上駅、こんもりとした山塊>
登山口の傍に青い綺麗な花が咲いていた。この日の山行のハイライトは将にこの花だった。1つの房がタツナミソウの3倍くらいに大きくて、オダマキのように鮮やかな紫色にも見えた。名前を知らなかったけど、NHK-BSの番組でたまたまこの花の名前を紹介しているのを見つけてラショウモンカズラだと知る。なかなか仰々しい名前だ。
<シダが環状に芽ぶく、白い小花>
そこからあまり高低差のない山道を歩いていく。他にもシャガ、ハルリンドウやスミレが咲いていた。
<ここは長瀞アルプス、新緑>
3月までは雪山が好きなので標高はそこそこ高い方がいいけど、4月になるとこれくらいの低山をゆっくりするのが好き。
<ツツジ、青の小花>
キランソウにしては背丈があって色が淡い。カキドオシにしてはピンクでない。まあそれに近い花なのだろう。
<ムラサキケマンか、山頂>
どれくらい歩いただろうか。いったん舗装道路に抜けてそこから宝登山に取り付く。ここからちょっと急登になるけどそれも気持ちいい。山頂の手前で視界が開けていた。日陰だけど、ここでランチ休憩している方が多くいた。秩父の盟主・武甲山も遠くに拝めた。
膝が痛い人にとって下りは嫌い。なので、ラストはロープウフェイでラクして下山する。ここの普段使いの切符が硬券だったのにビックリ。
<硬券、駅手前に桜が残っていた>
折角なので長瀞駅を跨いで川べりに佇む。岩肌の上に藤の花が掛かっていた。
<この日の長瀞(2)>














