初日: JR青梅駅(10:45)→登山口→旧二ツ塚峠(12:05)→馬引沢峠→赤ぼっこ(12:50)→天狗岩→要害山(13:45)→JR日向和田駅(15:05)
この日はJR二俣尾駅から日の出山に登るつもりだった。ところが青梅駅で青梅線の接続待ちで1時間ほど空いてしまう。こんな天気がいいのにモッタイナイ。青梅駅でパンフレットを漁っていると「長渕山ハイキングコース」が紹介されていた。ちょうどいい感じのコースタイムだったので、急遽予定を変更して長渕山を目指すことにした。
※パンフレットはコレ
https://www.omekanko.gr.jp/wph8gq9w/wp-content/themes/omekanko/images/pdf/ome_map_ja_19.pdf
<藍染屋さんの脇を通って、青梅市のマンホール>
青梅駅から南に歩き出して、30分ほどで登山口を発見。すぐに人気のない神社を発見。「稜威」って言葉は初めてお目にかかる。神聖なこと。
<黄葉、静かな神社>
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この国の古代の言葉に「稜威(いつ)」という言葉があるそうです。神事の祝詞や剣術の書などに登場し、厳島神社のイツも同等の意味だとされています。「畏れを感じるほどの見えない力」そういう意味を持つのだそうです。
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※出典
https://johin-club.jp/diary/2971/
このトレイルはかなり落葉がたっぷりあってフカフカする。ただ、ザワザワと音をたてるレベルなので、地面の凹凸も、大きな石がどこに隠れているのか全く分からないのがちょっと難。左側に柵がある道をしばらく進む。
<落葉が積もって歩きにくいトレイル、二ツ塚峠>
二ツ塚峠の由来が書かれておりなんとももの悲しい。長くなるので以下参照。
※日の出町HP
https://www.town.hinode.tokyo.jp/0000000238.html
赤ぼっこって、日向ぼっこするのにいい場所。しかも長めがいい。青梅駅方面のずっと遠くにきっと都心が見えているんじゃないか。やや西の方にも奥多摩の集落(吉野梅郷の辺りなのか)が広がっている。ちなみに、10分くらい先の天狗岩も眺望がいい。
<赤ぼっこのいい眺め(4)>
あとは西に回り込んで下っていく。途中でマウンテンバイクで登山道を登っている人と擦れ違う。ちなみにこの日擦れ違ったのは、登山者1名と榊を取りに来た地元の年配の2人組だけだった。
<すすき、要害山>
下山して和菓子屋さんを発見。甘いものは逃さない。
<カステラで一休み、その店の傍で見つけたムラサキシキブの実、JR日向和田駅に到着> ※ムラサキシキブは再掲
確かにこのコースは良かった。でもパンフレットのタイトルに掲げてあった長渕山ってどこだったのだろうか。峠と赤ぼっこと要害山は通ったけど、肝心の長渕山はなかった。まあいいか。
ちなみにこのルートは「山と渓谷」2024年12月号に「赤ぼっこ」として紹介されていた。私はたまたま当日に見つけて歩いたヤマだけどなかなか良かった。