雨の中、鉄道のオハクニ駅の近くを左折して、トンガリロ南端のトレイルを歩く事にした。目的地は山の中の廃線跡。

 

ルート: オハクニ中心部 →Mangawhero River Walkway →オハクニOld Coarch Road →トンガリロ国立公園World Heritage Area→(そのまま来た道を戻る)

 

このコースを総称して「トンガリロHapuawheuna Viaductsトラック」と呼んでいた。もしかして不正確かも、そこはご容赦。

 

<牛たちがお出迎え、オハクニ旧馬車道>

 

 

<ウツボグサ、こっちは派手な花、グラデーション>

 

 

 

<ここからトンガリロ国立公園(2)>

 

 

オークランドーウェリントン間をどの時代ならどんな交通手段で何時間くらい掛けて移動していたのか、そんな往時を回顧できる円盤が立っていた。そう、ここオハクニは2大都市の中間地点にあたるのだ。

 

この旅では、オークランドからわざわざニュープリマス、ファンガヌイと大回りしてオハクニへやってきたけど、どうもオークランドから直通バスが運行されているみたい。そんな事が今更ながらに分かった。

 

<交通インフラの進歩を感じさせる看板、キツネノテブクロ>

 

 

キツネノテブクロはNZでよく見かける花。かつてエイベルタスマン国立公園を歩いた時にもピンクと白の花が咲いていた。

 

この先で野ウサギを見掛けた。茶色の毛並みだった。警戒心が強いのですぐに草叢に逃げ込んでしまい写真は撮れなかった。帰りにもこの付近でウサギに遭遇。同じ個体なのか、それとも仲間だったのか。日本各地の雪山を歩くとアニマルトレースの中でもウサギの足跡が最も見つけやすい。それでも姿を見たことはなく、これが野生のウサギとの初対面だった。

 

<廃線跡がこの日のゴール、何の花だろう>

 

 

この日の夕食はサーモンステーキ。この1皿にポテトグラタンとカボチャ、にんじん、サツマイモなど野菜がたっぷり。この3つをNZらしくタテに積みあげて、オランダーズ・ソースをかけた料理。

 

<魚料理>

 

オハクニ市内はタテヨコの道路が一本ずつある小さな街。ただ、その北部にはトンガリロ国立公園湾、西にはワンガヌイ川の大自然が広がっている。

 

<オハクニmap、トンガリロ・トレイルを含めたオハクニ広域メモ>