バスを乗り継いでオハクニの街に入る。冷たい雨が降っていた。オハクニと言えばニンジン・タワー。キャロット・パークの周辺を軽く散策。

 

<キャロット・タワー>  ※再掲

 

<NZと言えばシダ、街中のトレイル(2)>

 

 

 

オハクニは「地球の歩き方」にも載っていない町なのでちょっと引用文で紹介する。ただ音としてはオハクネよりオハクニが相応しい。

 

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オハクネの町は夏も冬もトンガリロ国立公園でアドベンチャーを楽しむ人々の拠点になっています。ニュージーランドの「ニンジンの首都」としても知られています。オハクネはトンガリロ国立公園の南の玄関口として有名です。ルアペフ山のスキー場に近いため、中心街には宿泊施設やレストラン、冬山のアクティビティに関連した商店が揃っています。気候が温暖な間は、トンガリロ国立公園やファンガヌイ国立公園でハイキングやマウンテンバイク、カヌーを満喫する人々の拠点になります。

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※出典

https://www.newzealand.com/jp/ohakune/

 

この翻訳文で大事なのは「気候が温暖な間は」って箇所。そう南半球にあって12月のオハクニはまだ温暖とは言えない寒い季節だったのだ。レストランに入ってもスキー場のポスターが貼ってあり、一見して冬に賑わう街だと分かった。

 

<i-siteに貼ってあったトンガリロ山の予想気温>

 

オハクニのi-siteでもこの街が低温なのだと思い知らされる。オハクニは標高582mなので下流域のファンガヌイより冷え込みがキツイ。更にトンガリロ国立公園へ行くにもおよそ軽装で行ける状況でないと分かった。

 

<バナナケーキ、フェットチーネ、付け合わせのマッシュポテト>

 

 

 

カヌーガイドの会社に顔見せに行く。PCでワンガヌイ川の水深予想グラフを示しながら「まだ雨が続くから明日の出発はムリ。1日延期」と言われてしまう。えっ、NZ北島南西部を巡る旅はなんとも停滞が続くなあ。

 

<モニタ画面によると水深50cmそして予測水位は1.25mを示していた>

 

確かに翌日も雨が降り続いた。さりとて宿に籠っているのは鬱屈して辛い。小降りになった頃を見計らって、ポンチョを着て歩き出す。

 

<雨に降られて散歩スタート(5)>