NZ北島の南西部にある海辺の街。この旅ではNZに入国してすぐに国内線でニュープリマスに移動した。

 

<小さな空港だった>

 

すぐにNZらしくこじんまりした街だと分かる。クイーンタウン、ネルソン、フィティアンガ、コロマンデルタウンなどNZの街はとかくスモールサイズだ。羊よりも人の数が少ない国だからそれで十分。NZの街はどこも大通りが2本くらいでコンパクトにまとまっている。あまり騒々しいのは苦手なタチなので、NZの落ち着いた感じが好きだった。

 

このままファンガヌイまでバス移動したいので、限られた時間でサクッと街歩き。

 

<ポフツカワ、タンデムのファミリー、時計台>

 

 

 

中心部から2~3区画ほど南に下った大通り沿いに、茶色と白の石で建てられた古めかしい時計台が立っていた。10時にからくり時計が動き出すとか。

 

NHKの旅番組でNZ南島のダニーデン鉄道駅の立派な建物を見たら、正しく同じような素材、設計によるものだった。長い車両に対応して、欧米の駅舎はとかく長い。それに合わせた重厚感のある駅舎だった。ネット情報をちょっと引用してみよう。

 

======

1900年代初期ニュージーランドの商業の中心都市として栄えダニーデンに、その当時の繁栄を象徴する壮麗な建築物のひとつとして1906年にダニーデン駅が完成しました。黒色の玄武岩にオアマル産の白い石灰岩の縁取りに特徴のある、豪華な装飾が施されたフレミッシュ・ルネッサンス様式の見事な建築物としても有名で、建物には改修が加えられ、現在でも当事の壮麗さをそのままに残しています。

======

※出典:100% Pure NZサイト

https://www.newzealand.com/jp/feature/dunedin-railway-station/

 

ニュープリマスの時計台も建設当時はきっと左右に大きな翼を広げていたのではないか。「地球の歩き方」の地図を見ると、ニュープリマスもファンガヌイもかつて鉄道が通っていたような形跡がある。ところが、街を軽く歩いた限りでは線路ひとつ見つけられなかった。今は賑わっているとは言い難いニュープリマスながら、もしかして100年くらい前にはここに駅舎が在ったのではないか。

 

<高台の公園へ、アガパンサス(2)>

 

 

 

i-site(観光案内所)は海辺近くにあり海岸線沿いの散策にも惹かれたけど、先ずは丘に登ってみる。ポフツカワや紫色や白のアガパンサス、他にもよくNZで見掛ける花が咲いていて賑やかだ。インド系のサリーを着た女性を見掛けた。もしかして、この街にも美味しいインドカレーの店があるのかと期待してしまう。NZにはいつも美味しいギリシャ料理屋やカレー屋さんがあるのだ。

 

<NZ南島ネルソン界隈で見た花がここにも(2)>

 

 

NZ上陸してまだ半日、このバスでファンガヌイの街へ移動する。

 

<小型のインターシティバス>