3~4年前のおせち料理に柿と乳製品をサンドした逸品が入っていた。オレンジ色と淡い黄色が交互に並んだモノだったか、あるいはオレンジ色で淡い黄色を挟んだスタイルだったかハッキリ覚えていない。が、とにかく美味しかった。酒のつまみでもいいし、甘いのでシラフの飲み食いでも構わない。
そう思っていたら、どこかの山へ登るのに甲府駅近くに前泊。近くのオシャレな居酒屋で呑んだ晩、まさにこの一品が八寸に盛り込まれていたのを見つけて嬉しくなった。確か「恩の時」(リピートした時の料理は末尾のリンク参照)だと思ったのだけど、スマホの写真を探しても見当たらない。
簡単なので作ってみた。表面に粉をふいた干し柿でもいいけどもっと柔らかな柿の方が合っているんじゃないか。ここは値段が高くなってもあんぽ柿がベストだろう。ヘタを取って半分にスライスした。
もう1つの具材、黄色いモノがバターかチーズかハッキリ覚えていない。ネット検索すると「干し柿バター」や「干し柿クリームチーズ」は見つかるけど、普通のチーズは見つからない。常日頃から体に悪いモノを好んで食べているタチなので、ここはチーズをメインに選びたい。
Kiriのクリームチーズは包丁で扱いづらいのでパス。Kraftチーズ(切れているタイプ)とバター少々を柿に重ねてカットするだけ。その割合はおおむね10:1くらいにしてみた。
<初回トライアル完成形>
<そのプロセス(2)>
それぞれのパーツが美味しいので、重ねても味は保証付き。ただ、バターがなくてもあんぽ柿がねっとりしているので食感としては十分に成立している。
<こっちは2回目の完成形>
<そのプロセス(2)>
次はKraftチーズだけであんぽ柿と重ねてみる。こっちもいい。包丁の腹で均してあんぽ柿をもっと薄く延ばしてもよさそうだ。他にどんな工夫ができるのだろうか? もっと柿に合うチーズがあるのかも知れない。
※参考:甲府駅前・恩の時