時期: 2023.3初旬

 

2022年に初めて知った滋賀県。2023年も雪山歩きをしたくて琵琶湖西岸に向かった。と言っても登山するのは翌日なので、前泊する前にちょっと城に立ち寄ってみた。悩んだのは彦根城か安土城址だが、ここはリアルに残っている方をチョイスした。

 

<JR彦根駅にて、佐和山城跡>

 

 

JR彦根駅の改札を出ると、左が彦根城、右が佐和山城址だとひこにゃんが教えてくれる。そうか、石田三成の居城・佐和山って彦根にあったのか。今更ながらに京都に近くて尾張からもそんなに離れていない滋賀県の不思議な立ち位置に感心してしまった。

 

<彦根城(3)、ひこにゃん登場>

 

 

 

 

井伊直政が豊臣への備えとして家康から託された彦根城は、白い城壁に囲まれた巨大な存在感を誇っていた。美しい。門をくぐって曲輪まで辿り着くのにそこそこ緩い段差をゆっくりと登っていく。


久々に鉄筋コンクリ―ト製じゃない木造の城に入ってみると、木の床が気持ちいい。天守閣に登ると爽快。ただ、斜度62°の急階段を降りるのに靴下を履いたままだったのが滑りそうでちと怖かった。
 

<紅梅白梅(2)>

 

 

城内に梅園があり、季節的にどうやら間に合った。

 

<何の花か、堀切>

 

 

この堀切から城外に出て琵琶湖の水運を活用していたんだろう。そこから玄宮園に回り込んでいくと、改めて彦根城天守の高さを意識することになった。この高さは厳然とした威圧感がある。

 

<井伊の赤備え>

 

駅への帰路、女子高生が真っ赤なジャージを履いていた。これってもしかして井伊の赤備えを今に受け継いでいるのかと思うとちょっと嬉しくなった。

 

<再びひこにゃん、このういろうが当たり>