今年の夏は酷暑だったので、それの影響が秋になっても残っている。
9月、長野県の某JR駅で出会った方と話していて「今年はヤオンが25℃より下がらないから野菜が傷む」と伺った。ヤオンって何? 聞いた事ない単語だった。Google検索すると夜温で出てきた。これなら話が合う。
そんなものかと思ってやり過ごしていたが、確かにプチトマトを切ってみて驚いた。いつもは丸ごと食べるのだけど、その日はポテト・ピザに乗せるため半分にカットしていた。外見はOKなのに、ヘタが黒くなっていたのでちょっと気になっていた。なんと、真ん中が黒く腐っていたのだ。しかも6個中の2個も。写真は撮っていないけど、これは明らかに危なかった。
それと、10/8ラグビーの日本vsアルゼンチン戦の大事な日、私は東北地方にいた。7時のニュースで栗駒山が紅葉シーズンだと言うので宿の小さなTV画面をのぞき込んだら、なんとくすみ切った紅葉の映像だった。焦げているのか。この色付きの悪さは、もしかして酷暑のせい?
こんなのはホントの栗駒山じゃない。以前、2018年に栗駒山の紅葉のピークに山頂まで登っている。栗駒山の紅葉はホントに燃えるような鮮やかな赤なのだ。それと全く違う。自分もこの日、東北の紅葉でショックを受けたばかりだったのだけど、まさか全国放送でこんな紅葉を紹介しているとは……。
<2018年9月中旬の栗駒山にて(3)>
※いずれも初出
2018年の秋、栗駒山の「神の絨毯」はまさしく一面に赤く染まっていた。焦げてなんかいなかった。
<10/8のNHKニュース>
以下はオマケ。
ついでと言ってはアレだが、硫酸が漏れた列車の少しアトで東京に戻って来たので、東北・秋田新幹線は30分くらい遅れた。事件の真相を知ったのはその翌日だった。
<10/9のNHKニュース>