(1)南アフリカvsアイルランド戦

これはビックゲームなので試合を見たかった。

 

前半は総じて南アが攻めていた。特に22~24分に猛攻を仕掛けていたけど攻めきれず、トライに至らない。対するアイルランドは29分にCTB(12番)のヒゲ男が大きくゲインを得て反攻。33分右隅からWTBが走り込むトライに繋げた。これで3-7と逆転。

ゼクストンとデクラークは2019年大会で耳慣れた名前。南アのSHデクラークはすばしっこいので、ついつい前に進みすぎてラック現場に逆戻りしているシーンが何度かあった。

 

それにしても、この2チームの肉弾戦を見ていると日本が過去W杯でこの2チームを破ったのがどうにも信じられなくなる。あの勝利は日本の努力もあったんだけど、彼等の油断も多分にあったんじゃないかと卑屈になってしまう。

 

<TV映像より>

 

後半、うっかりしていたら8-7と再逆転しており、南アのトライシーンを見逃した。その後は拮抗した試合展開が続き、69分に南アの20番が防御ラインを突破したものの、ゴールラインは遠い。8-13と1トライで同点に追いつけるのだが、79分にゴール前のモールから南アがボールを出せずにレフリーの笛が鳴ってしまった。TVで見ているこちらからすると、ボールが見えていたのでなんだか不公平な気もした。あと1プレイ、2プレイあればトライできたんじゃないか、惜しい展開で幕引きとなった。

 

これで決勝リーグの初戦組合せは南アvsフランス、ニュージーランドvsアイルランドになりそう。いずれも南半球vs欧州になったのはありがたい。

 

(2)ウェールズvsオーストラリア戦

夜中に目が覚めたら既に後半49分、失敗してしまった。26-6でオーストラリアが負けている。前回のフィジー戦が実力通りなら仕方ないのか。寝ぼけたまま後半をTV観戦した。

 

先日の南アvsアイルランド戦が激しい肉弾戦だっただけに、どうしても緩慢な動きに映ってしまう。69分にはウェールズのDGで35-6と点差が広がる。もうこの時点で勝負あった。1トライで一矢報いたいが、74分にペナルティで得たタッチキックがダイレクトでゴールラインを割ってしまうなど最後までツキに見放されていた。ここ数年は接戦を繰り返していただけに痛い。

 

<TV映像より>

 

この試合で「デリバレイティッド・ノッコン」って聞き慣れない言葉が耳に入ってきた。調べてみるとdeliberated(意図的な)ノッコンで、intentionalノッコンとも呼ぶとか。

 

(3)ルール変更

・イエローカードを出してシンビンを告げる時にレフリーが腕をクロスしてレッドカードなのか再判定を依頼。


・50-22ルール。自陣からキックして相手陣22mを越えて外に出たらマイボールでラインアウトできる。ラグビーの試合はラインアウトの度に攻守逆転して流れが切れてしまうので、この改正は攻撃を継続できるメリットあり。

 

(4)NHKサイトでハイライト映像をチェック

●ニュージーランドvsナミビア戦

NZ選手が気持ちよく走る。走る。面白いようにトライを重ねていった。

 

●フランスvsウルグアイ戦

NZに圧勝したフランスは接戦を制した。

 

●オーストラリアvsグルジア戦

これは2019年大会でも実現したカード。実は4年前にエコパスタジアムで観戦しているので気になっていたもの。

 

※参考記事