NHK「どうする家康」で瀬名と信康が亡くなった。信康の二俣城は知っていたけど、瀬名の最期が佐鳴湖の湖畔だったとは。
実はそんな事も知らずに、数年前に佐鳴湖の湖畔を2回ほど歩いている。2回に分けてそんな小さな旅を振り返ってみたい。本日は季節外れの真冬(2月)の佐鳴湖を、次回は桜の季節を紹介する。
佐鳴湖はJR浜松駅からラクに行ける範囲で、浜名湖の東側に位置している。北東から南西にかけて細長い湖だ。時計の位置で言うと1時の位置からグルッと1周した。小さな湖なので1周2時間くらい。
おそらくこの古ぼけた桟橋が大河ドラマのラストで有村架純(瀬名)と松本潤(家康)が訪れた場所じゃないか。浜松城と犀ケ崖だけでなく、ここも訪れていたのか。
<北端の桟橋、冬枯れ>
この肩をすくめた鳥は何だろう。サギにしてはスマートじゃないし、誰?
<肩をすくめた2羽が佇む、晴れてきた>
佐鳴湖はフラットな湖で視界良好。湖畔は遊歩道として整備されていて、その外周は住宅地に覆われている。湖の北西がやや盛り上がっており、そこにもトレイルが続いていたので登ってみる。
山頂には根川山と書かれていた。なんと標高32m。これって山と称するのが憚られるほどの標高だ。静岡県で最も低い山だとか。東京都の箱根山(新宿区)でさえ標高44mあるのにそれにも満たない低さ。
<あそこが根川山だったのか>
南端部には漕艇庫があった。ちょうど細長い恰好なので競技用ボートの練習に適している。
<佐鳴湖マップ> ※ネットより