NHK「ヒューマニエンス」の「数字」で花びらの数はフィボナッチ数列に従うって、発言があった。果たしてホントなのか。その疑問をブログに書いたのが昨年12月のことだった。

 

投稿した当時のアクセス数は他の記事とそれほど変わりなかった。と言うか数学ネタなので、むしろ鈍い方だったと思う。ただ、今年に入っても4月までほぼ毎日ずっと地味に読まれ続けていた。「数学」ってワードに惹かれる人は珍しいけど、「花びら」か「フィボナッチ」が気になる人がいたのだろう。奇特な人に違いない。

 

ところが、5/2頃にNHK-BSで「ヒューマニエンス」の「数字」が再放送された。それを契機に4月末からドッとアクセスが増え始めて、5/3に53回、5/5には73回とアクセスが急増。過去の投稿がこんな集中的に読み返されたのに驚くばかりだった。

 

なんと、5月月間で半年前の記事が468回も読まれていた。これは過去投稿分としては異例。もう凄まじい嵐だった。6月になってもまだまだ余韻が残っており、月間104回ほどこの過去記事が読まれていたのだ。7月もまだ勢いがそこそこ続いている。

 

地味な数学ネタながら多くのみなさまにお読みいただいた事、誠にありがとうございます!

 

<ニッコウキスゲは6枚> ※2017.7尾瀬にて

 

ここ10数年の登山経験を踏まえて言うと、花びらとフィボナッチ数列は関係ないと思っている。葉序やひまわりの種の並びは以前から一定のルールは明らかになっているけど、花びらはずっと多様、個性的だ。最近になってネット検索でリュカ数列(略)を知ったけど、それでも6枚の花びらがルールにそぐわなくなるので無理がある。

 

自然現象を常に既知の法則で説明し尽くすのには無理があるんじゃないか。まだ未知のゾーン、人智が及んでいない自然の摂理が潜んでいたっていい。

 

ちなみに、NHKに対して昨年12月にネットで弊意見を送付しているものの、音沙汰無し。

 

※参考ブログ