四阿山・谷川岳から1年、今年の4月前半になると東北新幹線で外人観光客が目立っていた。もうコロナ前の活況モードに戻ってきたのは明らか。
郡山駅で磐越西線に乗り換えると白人ツーリストは消えたけど、2両編成の鈍行はほぼ満席。いつからこんなに賑わっているのか。
五色沼散策では4人組の若い韓国女子が「~ハセヨ」と明るく喋っているし、磐越西線で唯一マスクしていなかった夫婦も話してみると香港の方だった。五色沼は真冬か夏がオススメなので、この微妙な季節にどうして裏磐梯を選んだのかちょっと不思議でもある。
<JR猪苗代駅から見た4月の磐梯山>
翌日、裏磐梯スキー場から磐梯山へ向かう。結果は2時間で撤退だった。(詳細は別途)
アイゼンを片付けていると、20~30代の華奢な女性1名が下山してきた。やっぱり踏抜きに苦労しつつ山頂まで4hも掛かったとか。強者だな。流暢な日本語だけど違和感あったので訊いてみると、台湾の方だった。
「どうしてここのヤマに登ったんですか?」
と聞くと、
「有名じゃないですか。明日帰国するのでどうしても今日……」
と明るい声で教えてくれた。
<裏磐梯ビジターセンターにて>
これは裏磐梯ビジターセンターの入口にあったアンケートの紙。インバウンド観光客がそこそこ来日しているのが分かる。特にこの日は台湾観光客が多かったみたい。
以前も、釧路湿原でカヌーした中国人親子の事、徳澤(上高地)に4連泊したオランダ人カップルの事を書いたけど彼らはどうやって日本のローカル観光地を探してくるのか。
※参考ブログ:コロナ前の道東旅