時期: 2023.2初旬

行程:名鉄・東岡崎駅~岡崎城(+大河ドラマ館)

 

NHK「どうする家康」に押される感じで、まだ見ぬ宿場町を2つ巡ってみた。1つが家康の出生地である三河国・岡崎宿、もう1ケ所が宮宿から海を渡って伊勢国の入口にある桑名宿。

 

<乙川に架かる殿橋、殿橋に三つ葉葵と岡崎花火>

 

 

東岡崎駅を降りて、左手に進む。ほどなく視界が開けてゆったり流れる川が見えてくる。橋のたもとに「殿橋」と書かれており、家康公はやっぱり三河が誇る殿なのだ。欄干にも一目で岡崎と判る装飾が施されている。

 

<龍城神社、岡崎城の天守に迫る>

 

 

川の向こうに岡崎城が立っている。今日はその写真をスルー。

 

<亀の上の碑に遺訓、岡崎城の堀>

 

 

天守の手前に石碑が立っている。書かれているのは有名な「人の一生は重き荷を背負うて……」の文言。ただ、それよりもカメの像の上にそれが立っている事に意味がありそうだ。家康は戦国時代から織豊時代にずっと戦続きで心労も絶えなかっただろう。その重さが亀に象徴されているように見えたのだ。

 

<野面積み、切石積みの石垣>

 

 

城は決して大きくはない。堀も浅くておよそ堅牢とは言い難い。石垣も時代時代で補修されていったのだろう。

 

大河ドラマ館なるものに入ったのは生まれて初めて。三遠地方にとってヒーローなので入ってみたかったのだ。その周囲の茶店で田楽を食べる。ただ、店内で人気なのは家康と徳川四天王の兜の形をかたどったパフェだった。

 

<八丁味噌の田楽、徳川四天王パフェ>

 

 

岡崎名物を食べていくには時間が早すぎた。駅構内をうろついてビックリしたのが、鰻の自動販売機。現物を見ないで1400円とか2000円の高価な食品を買うのはリスクあり。でも、三河一色産のうなぎは有名だからいいかも。

 

以前(2021年秋)、三河湾の佐久島(ameba未投稿)を散策した事がある。その時には西尾駅からバスで波止場まで行った。その辺りが三河一色でうなぎの看板を見掛けたので食べたかったんだけど、生憎バス便が少なかったので早々に撤収したなあ。

 

<東岡崎駅にうなぎの自動販売機>

 

駆け足の岡崎編はこれで終わり、次回は桑名に飛ぶ。肝心の写真が無いと思われた方もいるだろう。家康公の銅像と岡崎城の写真は、近日中に「『どうする家康』だもんで④(岡崎市)」の記事に載せる予定。あしからず。