国内でのラグビー日本代表戦は2年振り。ただ、東京五輪で7人制ラグビーを見ていたのでそんなに久々って感じはしなかった。東京五輪の試合内容が低調だったので、ちょっとテンションが低いままTV観戦を始めた。
<TV映像より>
出場選手は、HO稲垣、No.8姫野、SH流などいつものメンバーで、SOには松田が入っていた。リーチマイケルは負傷欠場で、SO田村やSH斉藤は後半途中から出場した。また、解説陣は鋭い突破力で怖い印象が強烈だった斉藤祐也(明治大)、神戸製鋼のWTB大畑、ついこの間まで日本代表だったWTB福岡の3名が揃っており、かなり豪華な顔ぶれだった。
終了直前37分の波状攻撃は見ていて興奮したが、前半は13-17で4点behindだった。
<ワラビー>
※2011.9パプアニューギニアにて
後半5分にレメキがオーストラリア(ワラビース)の選手を肩で突き飛ばすようにタッチラインから外に弾き飛ばした。本来ならタックルで相手をバインドすべきだけど追い付くのがやっと、トライを阻止するには仕方なかっただろうけど、やっぱりシンビンで一時退場を喰らった。
後半11分にオーストラリアの攻撃中にボールをやや後ろに強く叩きつけるようなバウンドをさせて味方にパスを繋げていた。あれは驚いた。ラグビーボールは楕円形をしているのでどこに弾んでいくのか計算できない。なのにそれをヤル、しかもそんなトリッキーなパスが成立するのが世界3位の実力を持つオーストラリアのskillなのか。
後半16分、トップスピードに近い状態で走り込んで来たバックスの中村亮土がインターセプトしてゴールラインまで余裕で走り込んでトライを獲得。ラグビーのこういうプレイは見ていて気持ちがいい。
後半34分にSOの定位置に入った田村がPGを決めて27-23と4点差に詰め寄ってワントライで逆転できる範囲まで持ち込んだものの、オーストラリアがドライビングモールでトライを上げて勝負を決めた。結果は32-23。
この試合から日本代表キャプテンがラブスカフニへ世代交代している。ただ、途中出場したSO田村は試合途中の円陣の中でしきりに声を出してチームを牽引しているように見えた。ガツガツ興奮するような試合展開ではなかったけど、2023年W杯に向けて十分な戦果だと思う。
2019年W杯ではエコパスタジアムでオーストラリアvsグルジア戦を観戦しているので、オーストラリアの選手も応援していた。気のせいかも知れないが、2019年よりもジャージの黄色がオレンジ色っぽく変わっているように見えた。
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