都営新宿線の曙橋駅を降りると商店街が続いている。その右手に念仏坂がある。一昨年もこの界隈で待合せした事があったけど、この坂を登るのは10年ぶりくらいかも知れない。最近は密を避けて時々このルートを通るようにしている。
<念仏坂の下>
ここを上がると河田町。かつて20世紀にはフジテレビ本社があった所。遠い昔、就職活動していた時にこの界隈の会社の面接を受けに来た事があった。フジテレビの大きな8の字を潜った地下でランチをご馳走になったな。
そう言えば、ドラマ「29才のクリスマス」(主演:山口智子)で親友の松下由樹がカメラマン役でこのビルから取材に出ていくシーンがあったな。
<かつてのフジテレビ本社はココ(4)>
※この花は今年2〜3月に撮ったもの
その先に女子医大がある。この辺りの電柱にはハングル文字の看板が目立つ。大久保界隈からは離れているけど、歴史的な結びつきがあるのか。
<女子医大の周辺>
こうした坂を登ってみると、改めて東京は坂が多い街だと気が付く。新宿から曙橋に掛けてはflatだけど、河田町や戸山町はやや高い。夏目坂を下った早稲田は低くなるけど、東西線の神楽坂はまた高くなり、その先の飯田橋より向こうはまた低くなる。
都営新宿線の曙橋と市ヶ谷の間は歩いた事がないけど、市ヶ谷から神保町へ向かうのは下りで小川町からお茶の水に行くにはまた登り坂になる。市ヶ谷から反対向きに日テレ通りを麹町へ歩くと緩い登り坂になるし、そのまま赤坂へ抜けんとするとまた下る事になるな。赤坂や神保町より東側は総じて起伏がなくflatな土地なんだろう。
相対的にどこがどうなのか混乱してきたけど、確かに山の手って言葉は正しそうだな。